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Xperia Z3 Tablet CompactのSIMフリー版、エックスモバイルが日本で販売

グローバル版を輸入、6万9800円

 エックスモバイルは、MVNOの通信サービス「もしもシークス」の端末ラインナップとして、LTEに対応したSIMロックフリー版の「Xperia Z3 Tablet Compact」を4月18日に発売する。端末の価格は6万9800円(税抜、以下同)で、同社の通信サービスとのセットで販売される。音声通話対応の通信サービスは月額2980円。

「Xperia Z3 Tablet Compact」グローバル版

 エックスモバイルが今回販売する「Xperia Z3 Tablet Compact」(SGP621)は、8インチのディスプレイを搭載し、LTEに対応したソニーモバイル製のAndroidタブレット。SIMロックフリー版の販売は国内では初めてという。販売されるモデルは、画面で技適マークの表示が可能としている。

 エックスモバイルは、独自の調達ルートによる新品で、グローバル版を並行輸入で販売する形とした上で、購入後の修理やサポートは同社コールセンターで対応すると案内。販売されるパッケージには日本語のマニュアルが同梱され、APN設定と日本語設定が行われて出荷される。Webサイトや同社のショップ、全国の販売代理店で販売される予定。

 「Xperia Z3 Tablet Compact」は、「Xperia Z3」などと同時に、2014年9月に海外で発表されたモデルで、日本ではWi-Fiのみに対応したモデルがソニーから販売されている。

「Xperia Z3 Tablet Compact」(SGP621)

 販売される「Xperia Z3 Tablet Compact」(SGP621)は、8インチ、1920×1200ドットのディスプレを搭載する。CPUは「Snapdragon 801」で、2.5GHz駆動のクアッドコア。810万画素のメインカメラ、220万画素のインカメラ、3GBのメモリー(RAM)、16GBのストレージを搭載。128GBまでのmicroSDXCカードを利用できる。Wi-Fiは11acに対応する。IP65/68の防水・防塵性能を実現している。

 LTEはバンド1/2/3/4/5/7/8/13/17/20をサポート。3Gは850/900/2100MHz、GSMは850/900/1800/1900MHz。SIMカードのサイズはnanoSIMカード。

 バッテリー容量は4500mAh。OSはAndroid 4.4。大きさは約213×123×6.4mm。

2014年9月の東京ゲームショウで披露された「Xperia Z3 Tablet Compact」

太田 亮三