ニュース

エックスモバイル、iPhone 6/6 Plusを販売開始

 エックスモバイルは、MVNOの通信サービス「もしもシークス」で、新たにiPhone 6/iPhone 6 Plusの取り扱いを開始した。同社が独自ルートで仕入れたNTTドコモ版とのことで、MVNOとして初めての取り扱いとなる。

 同社によれば、同社が仕入れているのは、新品および未使用のアウトレット。これはiPhoneを仕入れたキャリアショップなどが、その後、在庫を手放す事態となって、エックスモバイルが引き受けたもの、あるいはエックスモバイルの提携先が仕入れたものになるという。購入にあたっては「もしもシークス」の通信サービスとセットで購入する必要がある。同サービスの利用料は月額2980円(税抜、以下同)。

 新品、未使用品とされているが、万が一、事前にいったん販売されたものの端末の割賦代金が支払われていない、いわゆる“赤ロム”のものであっても、保証として交換するとのこと。取り扱われるのはNTTドコモ版で、SIMロックフリー版ではない。

 継続的にiPhoneを販売できるのか、という点については、現時点では一定数の在庫を確保していると回答。売れ筋の16GBモデルや64GBモデルの数量は多めの在庫を用意する一方、たとえばiPhone 6の128GBモデルでゴールド、といった要望については納品まで1週間かかるなど、タイムラグが発生する可能性はある。

 価格は、iPhone 6の16GB版が7万9800円、64GB版が9万2800円、128GB版が10万5800円。iPhone 6 Plusは16GB版が8万9800円、64GB版が10万5800円、128GB版が11万8800円。いずれもSIMロックフリー版より安価で、本誌調査(64GB版のみ)の価格と比べても割安な価格。同社では「ドコモ版とSIMロックフリー版の間で設定する見通しだったが、その直前でドコモ版の価格が値上げされたようだ」と説明。本誌調査でも4月に入ってiPhoneの価格が値上げされたことを確認している。

 このほか同社では、「Xperia Z3 Compact SO-02G」の販売も開始すると案内。こちらの価格は3万9800円。