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SIMロック解除義務化でドコモとKDDIが手続き方法を案内

5月1日以降に発売の機種が対象、購入から6カ月間で解除可能に

 NTTドコモとKDDI、沖縄セルラーは、「SIMロック解除に関するガイドライン」の改正に伴い、SIMロック解除の手続き方法を案内している。すでにSIMロックの解除に対応しているドコモは手続き方法が変更され、KDDIは新たにSIMロック解除に対応する形。ソフトバンクモバイルは、5月以降に発売される新モデルに合わせて手続き方法を案内する方針。

 ドコモとKDDIでは、5月1日以降に発売される新機種について、「SIMロック解除制限期間」を設け、購入から6カ月以上経過するとSIMロックを解除できるようにする。

 5月1日以降に購入した端末でも、その機種の発売日が2015年4月末までだった場合、従来の手続き方法が適用される(KDDIの場合はSIMロックの解除に対応しない)。KDDIは、4月23日発売の「Galaxy S6 edge SCV31」以降の新モデルを、SIMロック解除の対象機種とする。

 両社はWebサイトで完結するSIMロック解除の手続き方法を提供する。Webサイトで手続きを行うと、SIMロック解除の手数料は無料になる。

 なおiPhoneは、ドコモにおいて現在SIMロック解除に対応していない例外扱いの機種だが、将来的に発売が予想されるiPhoneの新モデルについて、ドコモでは(新モデルの取り扱いの有無は別として)「原則として、SIMロック解除に対応する方針」としている。

 KDDIはこれまで、3Gの通信方式の違いを理由に、iPhoneを含むすべての機種でSIMロック解除に対応していない。KDDIでは、将来的に発売が予想されるiPhoneのSIMロック解除やその方針について「コメントを控える」とした。

ドコモ

 ドコモはこれまでも、iPhoneを除くスマートフォンなどの主要なモデルにおいて、SIMロック解除に対応してきた。購入からSIMロック解除まで特別な制限期間は設けられず、ユーザーが手続きすれば購入直後にSIMロックを解除することも可能だったが、5月1日以降に“新たに発売される機種”については、改正されたガイドラインに沿う形で手続き方法が変更される。

 具体的には、「SIMロック解除制限期間」として購入から6カ月間はSIMロックの解除が行えない期間になる。この制限期間は、新たにSIMロック解除に対応するKDDIも導入する。

 一方、これまでSIMロック解除の受付はドコモショップでの店頭受付のみだったが、5月1日以降に発売される機種は、電話のほか、Webサイトの「My docomo」でも手続きできるようになる。

 フィーチャーフォンの「ドコモ ケータイ」と「Xiデータ通信専用端末」など一部は店頭のみの受付になり、この場合、SIMロック解除の手数料は無料になる見込み。

 SIMロック解除の手数料は、Webサイトで手続きした場合は無料。それ以外では従来と同じ3000円(税抜、以下同)。

 なお、KDDIは、4月23日発売の「Galaxy S6 edge SCV31」からSIMロック解除の手続きの対象端末とするが、ドコモが4月23日に発売する「Galaxy S6 edge SC-04G」「Galaxy S6 SC-05G」については、発売日の日付通り5月1日以前に発売されたモデルとして扱われ、6カ月のSIMロック解除制限期間は設けられない。

 このほかドコモでは、5月1日以降に発売される新機種であっても、これまで発売してきたデジタルフォトフレームや「ドコッチ」「ペットフィット」、衛星携帯電話のような、ドコモ以外では利用できない仕様の端末について、SIMロック解除には対応しないとしている。

KDDI

 KDDIはこれまでSIMロック解除に対応していなかったため、4月23日に発売する「Galaxy S6 edge SCV31」がSIMロック解除に対応する1号機となる。

 KDDIでは、5月1日以降に発売されるスマートフォンやタブレットなどのau携帯端末に、原則としてSIMロック解除の機能を搭載する方針としている。

 KDDIでも、「SIMロック解除制限期間」として購入から6カ月間はSIMロックの解除が行えない期間になる。

 SIMロックの解除を申し込めるのは、auショップの店頭またはWebサイト。SIMロックの解除にかかる手数料は、Webサイトで手続きした場合は無料。auショップでは3000円。

 ドコモ、KDDIにおける、中古端末の“持ち込みSIMロック解除”については、別記事を参照されたい。

(太田 亮三)