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Instagramで絵文字を最もよく使うのはフィンランド、絵文字ハッシュタグも

 絵文字を最も利用するのはフィンランド、日本は8位――インスタグラムは、スマートフォン向け写真アプリ「Instagram」で、新たに絵文字をハッシュタグとして扱える機能の提供を開始した。あわせて「Instagram」における絵文字の利用傾向も明らかにされている。

 絵文字ハッシュタグ機能は、1つか複数の絵文字を使ったり、テキストと絵文字を組み合わせたりしたものをハッシュタグに指定できる。テキストだけでは伝わりにくいニュアンスを絵文字を通じて表現し、そのニュアンスにマッチした写真をまとめてチェックできる機能となる。

 同社によれば、投稿の約半分に絵文字が利用されており、グローバルで見ると、もっとも良く使われる絵文字は「泣き顔」。絵文字の利用頻度を国別ランキングで見ると、フィンランドが1位となり、続いてフランス、イギリスと続く。欧州勢が上位を占める中、日本は8位で、トップ10のなかで唯一のアジア勢となった。

グローバルでよく利用される絵文字

 このほかInstagramでは、新たなフィルタとして、赤みを抑えて青と緑を強くする「Lark」、カリフォルニアにある岩の多い海岸の風景を由来とし、くすんだビンテージ調西挙げる「Reyes」、Instagram共同設立者であるマイク・クリーガーの愛犬(@junopup)をモチーフにした「Juno」という3種類のフィルタを追加した。ちなみに、日本で人気のフィルタは、Ludwig、Amaro、Crema、Valencia、Riseの5つだという。同サービスの月間アクティブユーザーは2014年12月時点で3億人、1日あたり2億人が利用しているという。

関口 聖