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ドコモなど3社、IoTクラウドプラットフォームで協力

 NTTドコモ、日本システムウエア、米PTCの3社は、日本システムウエアのIoT(モノのインターネット)クラウドプラットフォーム「Toami(トアミ)」に関して協力していくことで合意した。導入する企業にあわせ「Toami」に機能を追加し、日本市場で展開する。

 「Toami」は、プログラミングのスキルを用いずにドラッグ&ドロップでのアプリケーションを開発できる機能や、大量のデータ処理などが可能なIoT向けクラウドプラットフォーム。一方、PTCでは、実装期間の短縮などが可能で、ドラッグ&ドロップでアプリや情報管理画面などを開発できるIoT開発基盤「ThingWorx(シングワークス)」を提供している。

 今回の合意により、ドコモの通信モジュール「FOMA UM03-KO」や回線管理プラットフォーム「docomo M2Mプラットフォーム」と、日本システムウエアの「Toami」を簡単に連携できるソリューションが用意される。企業がネット接続の機器を展開するケースにおいて、機器と回線状況をまとめて管理できるようになるほか、導入にかかる時間やコストの削減にも寄与できるという。

関口 聖