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デュアルフロントスピーカーや13メガインカメラの「HTC J butterfly HTV31」

 HTC製の「HTC J butterfly HTV31」は、約5.2インチ、WQHDサイズのSuper LCD3ディスプレイを搭載するAndroid 5.0スマートフォン。6月上旬に発売される予定。本体価格、毎月割適用後の実質価格ともに、未定とのことだ。

「HTC J butterfly HTV31」ロッソ

 HTC J butterflyシリーズは、HTCが日本市場向けに投入するモデルで、デザイン面などでは、KDDIも開発に協力をしている。HTC J butterfly HTV31も、この体制は継続しており、日本ではKDDIの独自モデルとなる。過去のシリーズは日本と趣向が近い一部のアジアでも発売されていた。KDDI関係者によると、取り組みの枠組みは変わっておらず、今回も日本での発売が先行する形になるという。

 チップセットやメモリ、ストレージなどの仕様面では、HTCが3月にスペイン・バルセロナで発表したフラッグシップモデルの「HTC One M9」と一部共通している。ただし、メインカメラがデュオカメラとなっており、ディスプレイも5.2インチ、WQHDと、フラッグシップモデルより高い機能を有している点もある。また、防水、ワンセグ、おサイフケータイなど、日本向けの仕様にも対応している。

 2020万画素のCMOSセンサー(東芝製)を採用するメインカメラに加えて、インカメラは1300万画素という高精細なセンサーを採用。メインカメラの下には深度を記録するためのサブカメラが搭載されており、写真を撮ったあと、写真のフォーカスを変えたり、別の写真と合成したりといったことを楽しめる。また、メインとイン、2つのカメラで同時に撮影できる機能が利用できる。

 セルフィー(自分撮り)のニーズが高まっているのを受け、インカメラの画素数も1300万画素と他機種のメインカメラ並みに高解像度になった。セルフィーでは、肌を美しくしたり、顔のそばかすをなくしたりするといった機能も用意される。顔の補正度合いは、画面上に表示されるバーで調整でき、画面上にリアルタイムで反映される。また、インカメラで4Kの動画撮影が可能なのも、この端末の特徴となっている。

 ディスプレイの前後にデュアルフロントスピーカーを搭載し、ドルビーオーディオとの組み合わせで映像再生時も高音質で楽しめる。HTCの説明員によると、ドルビーオーディオを端末単体で利用できるのは、この機種が日本初とのこと。5.1チャンネルのバーチャルサラウンドを実現しており、臨場感が高まる仕様になっている。また、音楽再生はハイレゾに対応する。

 独自ユーザーインターフェイスとして、「HTC Sense 7.0」を採用する。最大の特徴は、位置情報や利用頻度に基づいてホーム画面に表示されるアプリを切り替えられること。職場では文章作成や表計算といった仕事に適したアプリを、家庭ではゲームや音楽再生といったエンタメアプリが自動的に表示される。ネット上の各種情報をまとめて表示する「Blinkfeed」にも対応する。

主な仕様

 ディスプレイは約5.2インチ、2560×1440ドット(WQHD)。チップセットはクアルコム製の「MSM8994」で、2GHz駆動×4+1.5GHz駆動×4、計8つのコア(オクタコア)となる。メモリは3GB、ストレージは32GB。最大200GBのmicroSDXCにも対応している。OSはAndroid 5.0。

 通信速度は下り最大225Mbpsで、au 4G LTEのキャリアアグリゲーション(CA)、WiMAX 2+のCAにそれぞれ対応している。VoLTEをサポートし、国内では3G(CDMA)に非対応。無線LANはIEEE802.11a/b/g/n/ac。

 防水に対応し、おサイフケータイとNFCをサポート。ワンセグ、フルセグを視聴・録画できる(アンテナケーブルが必要)。

 バッテリー容量は2700mAh。大きさは約151×73×10.1mm、重さは約162g。ボディカラーはロッソ、シルク、インディゴの3色。

シルク
インディゴ

(関口 聖/石野 純也)