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ACアダプタの模倣品、ソフトバンクが注意喚起

 ソフトバンクモバイルは、携帯電話充電器(ACアダプタ)の模倣品が流通しているとして注意を促している。

 販売が確認された製品は、3Gの携帯電話向け共通ACアダプタ「ZTDAA1」(シャープ製)を模して作られた充電器。警視庁が輸入業者を摘発した事件の捜査上で、一部のオンラインショッピングサイトでの販売されていたことが確認されたという。

写真は「ZTDAA1」の純正品

 模倣品ではソフトバンクのロゴや、注意書きなども記載されているが、文字の大きさやフォントが純正品と異なるという。

 模倣品を利用した場合、携帯電話機や電池の故障の原因となる場合あるほか、発火して人体に影響する事故につながる可能性があるため、同社では純正品を利用するように呼びかけている。今回の模倣品については、税関に輸入差し止め手続きを実施しているほか、オンラインショッピングサイトでの出品物の監視を強化しているという。同社では、特にネットでの販売については、正規品の販売店かどうかを確認してから購入してほしいとしている。

 「ZTDAA1」の純正品は、全国のソフトバンクショップや量販店などのソフトバンク製品の正規取扱店で購入が可能。

 なお、「ZTDAA1」の模倣品について、2012年にも同様の商品が税関で差し止められており、ソフトバンクによる注意喚起がなされている。(関連記事

石井 徹