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通信量削減アプリ「Opera Max」がリニューアル、Wi-Fi通信も節約

「Opera Max」

 Opera Softwareは、常駐して他のアプリのデータ通信量を自動で節約するAndroidアプリ「Opera Max」の新バージョンの提供を開始した。対応OSはAndroid 4.0以上で、利用は無料。

 「Opera Max」は、他のアプリが通信でやり取りするデータを圧縮するなどして、通信料を節約してくれるアプリ。旧版のOpera Maxが通信で削減する対象としていたのは、3GやLTEなどのモバイルネットワークにおける通信のみだったが、今回の新バージョンはWi-Fi接続時でも同様に通信データを節約できるようになった。また、以前から搭載されていたアプリごとにモバイルデータ通信の利用制限を行う機能が、同様にWi-Fi接続時でも利用可能となっている。

 これら節約機能やネットワークの利用制限機能は、モバイルネットワーク接続時とWi-Fi接続時のそれぞれで別個に設定可能。よりこまやかに制御できることで、データ通信をますます節約しやすくなった。

アプリごとのデータ通信量と節約されたデータ量をタイムライン上に表示する機能の見た目は、旧版からほぼそのまま継承
指定したアプリが勝手にネットワークに接続しないよう制御する機能も、ネットワークの種類別に管理できる

 なお、今回の「Opera Max」は以前リリースされた同名アプリのアップデートではなく、別アプリという扱いになっている。そのため、従来のOpera Maxのユーザーも新たに新バージョンをインストールする必要がある。

藤縄優佑