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次期Android M発表、バッテリー強化や「Android Pay」など

 Googleは、米国で5月28日、29日に開催する開発向けイベント「Google I/O」で、次期AndroidのバージョンであるAndroid“M”を発表した。開発者向けにプレビュー版の提供が開始されている。

 現在提供されているAndroid 5.x(Lollipop)は、提供開始前にAndroid“L”として発表されており、コードネームの頭文字がアルファベット順に続いてきた伝統にならって、今回発表の最新バージョンは“M”として発表された。一般ユーザー向けの提供が開始されるまでに、バージョンや名称が発表されるものとみられる。

 Android Mでは、数千におよぶバグの修正が実施され、同時にプラットフォームの基礎にも大きな変更が加えられる。

Android M

 パーミッション管理に変更が加わり、アプリごと、許可内容ごとに管理できる。ユーザーの許可が必要な機能をアプリが使おうとした時には、画面上で許可・拒否を選択できるようになる。

パーミッション管理が変更

 バッテリーについては、ハードウェアのセンサーと連携し、放置されている常態かどうかを検出してバックグラウンドの動作を制御し、バッテリー寿命の改善と効率化を図る。

 NFCを利用した「Android Pay」を提供し、アプリを立ち上げることなく、スマートフォンをかざすだけで対応する店頭での決済が可能になる。「Android Pay」とも連携する形で指紋認証がOSでサポートされる。

 Google Nowの拡張や、端末内を含めた検索機能も強化される。アプリ間をでリンクする機能は、より簡単になるよう強化される。

「Android Pay」

 このほか、Googleが提供する写真の管理アプリが刷新され、クロスプラットフォームに対応し、1600万画素(4896×3264ドットなど)以下の画像または1080p以下の動画であれば、無料かつ容量無制限で保存できるようになる。人や風景といった写真の内容を自動的に認識し分類する機能も提供される。

「Google Photos」

 Googleはまた、IoT向けにAndroidを活用するプラットフォーム「Project Brillo」を発表した。通信プロトコルやAPI、認証プロラムなどを提供する。2015年末にスタートする予定だが、開発者向けのプレビュー版の提供が開始されている。

(太田 亮三)