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au、スマホとタブレットの「データシェア」6月11日より開始

追加料金は不要、同一のau IDで実現

 KDDI、沖縄セルラーは、個人が持つ複数のスマートフォンやタブレットそれぞれで契約しているデータ通信容量をシェア(共有)できるサービス「データシェア」を6月11日より開始する。

「データシェア」利用イメージ

 「データシェア」は、スマートフォンやタブレットでそれぞれ契約しているデータ通信容量をシェアすることができ、無駄なくデータ通信が利用できるというサービス。データ容量の追加購入分もシェアの対象になる。「データシェア」を利用していても、家族や友人などにデータ容量を贈れる「データギフト」を利用できる。

 auでは、家族など複数人でauを利用するケースに対し、データ容量を贈りあえる「データギフト」を提供しており、今回提供の「データシェア」は、ユーザー1人が複数の端末を使用するケースを対象としている。

 1人でスマートフォンとタブレットを利用する場合で、どちらかのデータ容量が余るケースが多いなら、「データシェア」で実現される合計容量をターゲットにして各プランを変更することで、より無駄を減らすことができる。

 例えば、スマートフォンのデータ定額料金は「データ定額 2」(月額3500円)にし、タブレットの料金プランは「LTEフラット for Tab (i) cp」(スマホセット割で月額2850円)という、それぞれ月間2GBのプランで契約しても、データシェアにより合計4GB(データ部分は月額6350円)を2台でシェアしながら利用できる。

同一のau IDでシェア、最大6台

 「データシェア」の利用にあたっては、各端末に同一のau IDを設定する。サービスの利用に申込は必要だが、「データシェア」の利用自体に追加の料金は不要。シェアしたデータの確認はデータチャージサイトまたはデジラアプリから行える。

 「データシェア」で容量をシェアできる台数は最大6台。スマートフォンまたは4G LTEケータイが1台に対し、タブレットなどを5台まで追加できる。スマートフォンまたは4G LTEケータイを2台登録することはできない(スマートフォン同士ではデータシェアを利用できない)。一方、スマートフォンまたは4G LTEケータイが0台で、タブレットなどだけで「データシェア」を利用することは可能。

 対象になる端末は、auの4G LTE対応端末。具体的にはiPhone 5〜、4G LTEスマートフォン、4G LTEケータイ(AQUOS K)、iPad、4G LTEタブレット、4G LTE対応のパソコン(VAIOの2機種)となっている。

 対象プランは、スマートフォン・ケータイの場合、データ定額の各サイズ、LTEフラット、ジュニアスマートフォンプラン、シニアプラン。タブレットではLTEフラット for Tab、LTEデータプリペイド、パソコンではLTEフラット for DATA、LTEデータプリペイドとなっている。

 「データシェア」の提供が開始されることを受け、「はじまる! データシェアキャンペーン」は7月31日で受付を終了する。キャンペーンでタブレットに5GBが増量される特典(合計7GB)は7月で終了し、以降は月間2GBになる。

発表から1年9カ月でサービスイン

 auの「データシェア」は、2013年9月に大枠が発表されていたサービス。「データシェア」を擬似的に体感できるキャンペーンとして、データ容量を増量するなどの「先取り! データシェアキャンペーン」が2013年9月20日から実施され、2014年5月23日には「はじまる!データシェアキャンペーン」が実施、キャンペーン期間も延長するなどしていたが、はじまらなかった。

 auでは当初、2014年春のサービス開始を目指していたが、2014年4月に発表されたNTTドコモの新料金プランで、「パケあえる」としてデータシェアが大々的に取り入れられたことなどから、auとしてこれに対応することなどに時間がかかったとしている。

(太田 亮三)