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MVNOの音声プランは平均3379円、スマホ平均6342円の約半額に

 MM総研は、市場データの分析とユーザー調査を組み合わせ、2015年3月末における携帯電話契約数と月額の利用料に関する調査結果を発表した。

 ユーザー調査はWebサイト上で2015年4月30日〜5月7日にかけて実施され、有効回答数は6万4243件。

スマートフォンは6850万件、iOSが増加

 2015年3月末のスマートフォンの契約数は6850万件、フィーチャーフォンは5801万件となり、合計で1億2651万件になった。

 スマートフォンは過去1年間で1116万件の増加、フィーチャーフォンは667万件の減少で、合計では449万件の増加となっている。

 これらの件数にはPHS、タブレット、データ通信カード、通信モジュールは含まれないが、MVNOのSIMカードを利用する端末の契約数は含まれる。

 スマートフォンの契約数をOS別でみると、Androidが3679万件(53.7%)、iOSが3130万件(45.7%)、その他が41万件(0.6%)。3キャリアで取り扱いを開始したiOSがシェアを伸ばしている。

MVNO SIMの利用はAndroidが主流

 MVNOのSIMカードを挿入している端末を複数回答で聞くと(回答者1189件)、ドコモのAndroidスマートフォンが最も多く、28.6%だった。ついでSIMロックフリーのAndroidスマートフォン(MVNOのセット販売含む)が25%、SIMロックフリーのAndroidタブレット(MVNOのセット販売含む)が14%、SIMロックフリーのiPhoneが8.8%と続く。キャリア販売のiPhoneは、ドコモ版が3.9%、au版が2.1%と、少ない結果になっている。

出典:MM総研

スマホとフィーチャーフォンの料金に倍以上の差

 2014年6月以降、大手キャリア各社から発表された新料金プランの加入状況は、フィーチャーフォンでは11.3%、スマートフォンでは32.9%だった。

 月額の利用料の平均は、フィーチャーフォンユーザーが2739円、スマートフォンユーザーが6342円になった。利用料は、通話料、データ通信料、オプション利用料の合計。フィーチャーフォンはスマートフォンの43%と、半額以下だった。

 MVNOのSIMカードを利用するユーザーに調査すると、音声通話対応プランでは平均が3379円、データ通信専用では1199円だった。MVNOの音声対応プランは、スマートフォンの月額利用料の53%で、約半額という結果になった。

 調査された利用料に、端末代金は含まれてない。

出典:MM総研

利用は月間3GB以下が中心、63%は前月の通信量が「分からない」

 スマートフォンのユーザーに、通信量を確認できるページを案内した上で、月間で利用するデータ通信量を調査すると、平均が3.53GB、中央値は2.3GBになった。約61%のユーザーが3GB以下という結果だった。

 ここでは「ゼロ」「分からない」「30GB以上」という回答は除かれている。一方、調査結果のレポートでは、スマートフォンのユーザーの63%は、前月のデータ通信量を「分からない」と回答していることに留意が必要と指摘されている。

出典:MM総研

(太田 亮三)