ニュース

あのSIMカード10枚刺しモバイルWi-FiルーターにLTE対応モデル

 フィンランドのUrosは、海外で展開しているデータ通信サービス「Goodspeed」に対応するモバイルWi-Fiルーターの新モデル「Goodspeed 4G mobile hotspot MF900」を発表した。7月に発売される。

「MF900」

 「Goodspeed 4G mobile hotspot MF900」は、前モデルと同じく、内部に10個のSIMカードスロットを備え、各国向けのSIMカードを自動的に切り替えて利用できるモバイルWi-Fiルーター。新モデルではFDD、TDDを含むLTEをサポートした。端末はZTEとの共同開発。

 通信速度は下り最大150Mbps、上り最大50Mbps。3200mAhで12時間の利用、7日間の待受が可能になっている。

 対応周波数帯はLTE FDDで850/900/1700/1800/1900/2100/2600MHz、LTE TDDで2600MHz、UMTS(3G)で2100/1900/900/850MHz、GSM(EDGE)で850/900/1800/1900MHz。

 無線LAN側はIEEE802.11b/g/n(2.4/5GHz)。同時接続数は15台。128×128ドットの液晶画面も備えている。大きさは123×62×13.9mmで、重さは約125g。

内部(背面)の10個のSIMカードスロット ※写真は前モデル

太田 亮三