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ブックオフの通信サービス、1日140MBで月額980円に

IP電話サービスも追加

 ブックオフコーポレーションは、同社のブランドで提供するモバイル通信サービス「スマOFF」で、7月1日より、1日当たりの通信容量枠をそれまでの70MBから140MBに倍増する。月額980円(税抜、以下同)。また、同日より、基本料無料で050のIP電話番号が利用できるスマートフォンの提供を開始する。

 「スマOFF」は、ブックオフが主体となって提供している、NTTドコモのネットワークを利用したMVNOで、ブックオフの店舗とWebサイトにて契約が可能。運営はMXモバイリングが行っている。

 提供されているプランは月額980円のプランのみ。このプランで7月1日より、1日当たり140MBの高速通信が利用できるようになる。なお、140MB超過すると、200kbpsの速度制限がかかる。

 また、7月1日より、「スマOFF」の契約者向けに、フュージョン・コミュニケーションズが提供するIP電話サービス「SMARTalk」のアカウントが付与される。基本料は無料で、通話料金は、30秒8円。「スマOFF」の契約者向けの番号で「SMARTalk」を利用した場合、通話料の請求は「スマOFF」のサービスと一括での引き落としとなる。

Liquid Z200

 「スマOFF」向けに提供されている、Acer製のスマートフォン「Liquid Z200」では、「SMARTalk」のアプリがプリインストールされて販売される。既存契約者と、「Liquid Z200」以外のスマートフォンの利用者も、Google PlayやApp Storeより「SMARTalk」アプリをダウンロードすることで利用可能となっている。

 なお、「Liquid Z200」は、エントリークラスに相当する、4インチでデュアルSIM対応のAndroid搭載スマートフォン。価格は1万円。ブックオフに手持ちの端末を売り、スマOFFを契約するユーザー向けには無料で提供される。

石井 徹