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「LINE MUSIC」にオフライン再生機能、Android版で先行提供開始

 LINE MUSICは、定額制でオンデマンド(ストリーミング)型の音楽配信サービス「LINE MUSIC」において、オフライン再生機能を追加し、Android版で先行提供を開始した。対応するアプリはVer 1.1となる。iOS版も近日中に対応する予定。

 オフライン再生機能は、聴きたい曲を選択してキャッシュデータをダウンロードすれば、楽曲をオフラインでも再生できるという機能。ネットワークや通信量の制限を気にせず再生できるとしている。キャッシュデータは最大で500曲まで保存できる。

 データをユーザーが所有できる機能ではなく、オンラインで楽曲を再生した際には料金プランを確認する通信が行われる。

 「LINE MUSIC」は、6月11日のサービス開始から1カ月でアプリのダウンロード数が430万件を超え、再生数は4億回を突破しているという。7月11日より小松菜奈を起用したテレビCMも放映する予定。

 同社はこのほか、すでに基本合意を発表していたユニバーサル ミュージックの資本参加を6月30日付で実施。新体制でサービスを提供していくと発表している。LINE MUSICは4社による共同出資となり、持ち株比率はエイベックス・デジタルが20%、ソニー・ミュージックエンタテインメントが33.4%、ユニバーサル ミュージックが13.2%、LINEが33.4%になった。

太田 亮三