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ドコモ、手書き文字を認識して翻訳する「ひつだん翻訳」

 NTTドコモは、手書き文字を認識して翻訳してくれる「ひつだん翻訳」を開発した。9月上旬より、無料トライアルで一般ユーザー向けに提供される。

 「ひつだん翻訳」は、タブレットなどに書き込んだ手書き文字を翻訳するサービス。英語、中国語(簡体字)、韓国語、フランス語の4カ国語と日本語との間の翻訳が可能になっている。イラスト機能も用意されているほか、写真を読み込むこともできる。たとえば地図に書き込んだ文字を翻訳して道を案内する、といった用途が想定されており、手書き文字に加えてイラストとして地図を書き込む、といったことができる。また写真を撮影して、そこに写り込んだものを「コレは何?」と質問を書き込むとその文章が翻訳される、といった使い方もできる。トライアルサービスは、Android 4.3以上のスマートフォン、タブレットで利用可能。

 仕組みとしては、他社が開発した手書き文字の認識エンジンを利用して、手書き文字をテキスト化。そのテキストを翻訳するという流れ。これまでドコモでは、音声の翻訳、料理のメニューなどを撮影してそこに記された文章の翻訳といったサービスを提供している。

関口 聖