ニュース

心電図、脈拍、血圧など5種類に対応の携帯型ヘルスモニター「チェックミー」

スマホアプリでデータを管理可能

 三栄メディシスは、心電図やパルスオキシメーター、体温計、血圧測定などの機能を1台に搭載した小型の携帯型マルチヘルスモニター「チェックミー プロ」シリーズ2機種を8月1日に発売する。価格は、「Checkme Pro A」が10万円(税抜、以下同)、睡眠時無呼吸症候群のチェックを行える睡眠モニターなどに対応した「Checkme Pro S」が15万円。7月31日までは特別価格として、「Checkme Pro A」が6万5000円、「Checkme Pro S」が9万円で販売される。

「チェックミー プロ」シリーズ

 「チェックミー プロ」シリーズは、心電図など複数の測定機能を1台に集約したマルチヘルスモニター。心電図、パルスオキシメーター(脈拍/動脈血酸素飽和度)、体温計、血圧測定、睡眠モニター(Checkme Pro Sのみ)の機能を備え、歩数計とアラーム時計の機能も用意されている。液晶ディスプレイを備え、充電式のリチウムイオンバッテリーで動作する。

 心電図は、本体の電極を両手で持って測定(I誘導測定)でき、30秒で測定が可能。60秒、90秒測定も選択できる。右手で電極を持ち、もう一方の電極を左下腹部にあてる測定(II誘導測定)も可能。結果は本体に100件まで保存できる。「Checkme Pro S」は誘導ケーブルにより、両手首に装着するI誘導測定、右鎖骨と左下腹部に装着するII誘導測定と、ST測定値の結果表示にも対応する。

 パルスオキシメーターは、指先をセンサー部分に添えるだけで測定できる。体温計はセンサーをこめかみにあてて2秒で計測が可能。触れなくても2cm以内なら測定でき、寝ている乳幼児の測定にも最適としている。温度計モードでは、脇の下で約1秒で測定できる。

 血圧チェックも本体を両手で持って測定でき、20秒で測定が可能。心電図と動脈血酸素飽和度(SpO2)を同時に測定し、最高血圧値(収縮期血圧)が計算される形。本体の画面では日々の変化がグラフでも確認できる。

 睡眠モニター(Checkme Pro Sのみ)は睡眠時無呼吸症候群の疑いをチェックするもので、付属のアームバンドで本体を腕に固定した上で、SpO2外部センサーを指に装着して、睡眠時に測定する。

 測定したデータはBluetoothでスマートフォン・タブレット向けのアプリに転送でき、アプリで確認や管理が可能。アプリはiOS 7~、Android 4.0~に対応する。アプリを経由して本体機能のアップデートも可能になっている。

 両機種とも外観は同じで、大きさは88×56×13mmで、重さは68g。

太田 亮三