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IoTゲートウェイ用のマイクロサーバーにソフトバンク回線モデル

「OpenBlocks IoT BX3」

 ぷらっとホームは、IoTゲートウェイとして展開するマイクロサーバーのラインナップに、ソフトバンク回線(3G)に対応した通信モジュールを搭載する「OpenBlocks IoT BX3」を追加した。法人向けを中心に10月より提供が開始され、価格はオープン価格。販売想定価格は、1台の場合で4万円前後になる見込み。

 「OpenBlocks IoT BX3」は、Bluetoothをはじめとした無線規格のIoT機器をインターネットに接続するIoTゲートウェイとして利用できるマイクロサーバー。Bluetooth 4.0、IEEE802.11a/b/g/nのWi-Fiに対応し、オプションケーブルでRS-485、RS-232C、GPIO、Ethernetなどの有線インターフェイスにも対応する。

 大きさは41.6×96×11.3mmと小型で、インテルのAtomプロセッサー(500MHz駆動)、1GBのメモリ、4GBのストレージを搭載。OSにはDebian GNU/Linuxが搭載され、アプリケーションを実装できる。

 同社はすでに、ドコモ回線に対応した「OpenBlocks IoT BX1」を提供しており、通信モジュールをソフトバンクの3G回線モデルに変更したのが「OpenBlocks IoT BX3」になる。通信回線はユーザーが用意する。また、センサーやIoTゲートウェイ、クラウドサーバーをセットにした「IoTクラウドベーシックセット」にも、「OpenBlocks IoT BX3」を採用したバージョンを追加する。

太田 亮三