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WiMAX 2+、CAでの220Mbps対応エリア化を加速

8月24日からさらなる拡張を実施

 UQコミュニケーションズは、WiMAX 2+エリアをキャリアアグリゲーション(CA)に対応した最大220Mbpsエリアへの切り替えを進める。7月に予告されていた、8月3日からの2500カ所程度の切り替えに加え、8月24日から追加で500カ所程度の切り替えを実施する。

「Speed Wi-Fi NEXT W01」

 UQでは9月末に全国でWiMAX 2+の220Mbpsエリア化を完成させる予定で、WiMAX 2+の周波数帯拡張工事を進めている。

 切り替えは8月3日と8月24日から、それぞれ1週間程度の期間で順次行われる。CAによる220Mbpsのサービスの提供が開始されたエリアでは、従来のWiMAXサービスは最大13.3Mbpsへと減速される。

 サービス提供予定のエリアは地点ごとに示されており、7月29日更新のエリア表を編集部にて集計したところ、8月3日から切り替えを行うのは2653地点、8月24日から切り替えを行うのは563地点、既に220Mbpsのサービスが提供されているのは1134地点となった。

 キャリアアグリゲーション(CA)に対応した220Mbpsエリアで220Mbps通信を利用できるようになる機種は、現時点では「Speed Wi-Fi NEXT W01」(ファーウェイ製)のみ。UQでは別の技術「4×4 MIMO」を利用して最大220Mbpsで通信できる「Speed Wi-Fi NEXT WX01」(NECプラットフォームズ製)も提供しており、こちらは220Mbpsエリアと110Mbpsエリアの両方で最大220Mbpsの通信が利用可能。

石井 徹