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ミクシィ、「モンフェス」不手際に謝罪

 ミクシィは、8月2日に幕張メッセで開催したイベント「モンストフェスティバル2015」において、会場の収容人数を大幅に上回る来場客が訪れ、多くの混乱を招いたことに謝罪する文書を発表した。

 「モンストフェスティバル(モンフェス)2015」は、ミクシィの人気スマホゲーム「モンスターストライク」を題材にした大規模なユーザーイベント。幕張メッセの1~4ホールで開催されたが、来場者特典として限定キャラのプレゼントが予定されていたこともあってか、約5万4500人が来場。そのうち3万4500人は入場できたものの、会場のキャパシティの上限となったため、開演から約1時間半後の2日11時22分、Twitterの公式アカウントなどを通じて、「満員のため、これから並んでも入場できない」と案内する状況となり、約2万人が入場できなかった。来場できなかった人にも、その場でスタッフが紙にパスコードを記して掲示し、限定キャラを配付した。

8月2日11時22分付け、公式アカウントでの案内

 同社によれば、熱中症のため、救急車で搬送された人数は11人。また86人が会場に設営された救護室に入った。いずれも重症者はいないとのこと。

 同社では、体調を崩した来場者に「素早く十分な対応ができなかった」、その上で入場に関する情報提供が遅く、会場周辺の案内も不十分であり、混乱を拡大してしまったと説明。「想定の甘さと運営の未熟さによるもの。心よりお詫び申し上げます」と謝罪している。

関口 聖