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スマホで街中の「エアマックス狩り」NIKE公式ゲームが登場

原宿には「AIR MAX 95」の歴史を振り返るスペースも

 ナイキジャパンは、1995年に発売し大ヒットとなったスニーカー「AIR MAX 95」の登場20周年を記念して、原宿に記念展示スペース「STUDIO 95」を設置する。同時に、スマートフォンをつかってスニーカーショップをめぐり、「AIR MAX 95」のデジタルフィギュアを集めるラリーゲーム「AIR MAX 95 MISSION」を公開する。期間は8月6日~16日。

 「AIR MAX 95」は、NIKEが1995年に発売したスニーカー。スニーカーブームの盛り上がりにあわせた登場となり、「エアマックス狩り」と称する強奪事件が発生するなど、社会現象となるほどのヒットを記録した。

記念展示スペース「STUDIO 95」

 今回、「AIR MAX 95」の登場から20周年を記念し、原宿に記念展示スペース「STUDIO 95」が期間限定で登場する。

 デザイナーのセルジオ・ロザーノが「AIR MAX 95」を設計するまでが、当時のデザイン画などの資料を用いてアーカイブ展示される。さらに、歴代のAIR MAXスニーカー約60足が一堂に会し、その進化の系譜を辿ることができる。

 体験コーナーでは、3Dポリゴンで形どられた「AIR MAX 95」にペインティングを施せるブースや、カラーや素材などを指定して自分だけの一足を作って購入できる「NIKEiD」の体験サービスが設けられている。

「AIR MAX 95 MISSION」

 「STUDIO 95」の公開にあわせて、渋谷、原宿、新宿、上野エリアのストリートやスニーカーショップを舞台に、スマートフォンを使って「AIR MAX 95」のバーチャルフィギュアを集めるラリーイベント「AIR MAX 95 MISSION」が展開される。

 渋谷、原宿、新宿、上野では、「STUDIO 95」を含め、9店舗のスニーカーショップが参加。加えて、渋谷・原宿エリアの街中の、電柱や自販機など30カ所に設置されたQRコードを読み込むと、3Dポリゴンで作られた「DIGITAL AIR MAX 95」が一足手に入る。

 全57種類のモデルはSS~Bまでの4種類の希少度が設定されていて、希少度の高いモデルほどスコアが高く設定されている。最終スコアが上位25位までのプレイヤーには商品がプレゼントされる。商品は、1位~5位までがオリジナルシューズケース、6位~15位までがAIRMAXの箱を模した置くだけで音が増幅されるNearFAスピーカー、16位~25位までがオリジナルスマートフォンケース。スマートフォンケースは、ユーザーが気に入ったAIRMAXの2モデルとユーザー名が印刷されたオリジナルのもので、各種スマートフォンに対応可能という。また、SSランクのモデルは全部で4枚しか存在せず、このモデルを手に入れたプレイヤー4名には、セルジオ・ロザーノ書き下ろしのスケッチがプレゼントされる。

石井 徹