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KDDI、ファミリー向け知能ロボットを開発するスタートアップ企業に出資

 KDDIは、ロボティクス市場の有望なスタートアップであるとして、ファミリー向け知能ロボットを開発している米Jibo(ジーボ)に出資したと発表した。

「Jibo」

 「Jibo」は、人間とのコミュニケーションをテーマに、抽象的な形と豊かな動作表現力が特徴というファミリー向け知能ロボット。さまざまな機能がアプリのようにインストールでき、顔認識、写真撮影、物語の読み聞かせ、メッセージやスケジュールの読み上げ、テレビ電話の5つがプリインストールされる予定になっている。SDKにより開発者が機能を開発することもできる。

 Jibo社はマサチューセッツ工科大学メディアラボでパーソナルロボット研究グループを率いるシンシア・ブリジール准教授が創業者で、2012年に設立された。KDDIはロボティクス市場の有望なスタートアップであるとして、資本提携を行った。

 出資は、グローバル・ブレインが運営するベンチャーファンド「KDDI Open Innovation Fund」を通じて行われる。

太田 亮三