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auの「GALAXY Note Edge SCL24」がAndroid 5.0へバージョンアップ

「HTC J butterfly HTL23」にもソフト更新

 KDDIは27日、サムスン電子製のAndroidスマートフォン「GALAXY Note Edge SCL24」のOSをAndroid 4.4からAndroid 5.0にバージョンアップするソフトウェア更新の提供を開始した。同日、HTC製のAndroidスマートフォン「HTC J butterfly HTL23」には、不具合を修正するソフトウェア更新が提供されている。

GALAXY Note Edge SCL24

GALAXY Note Edge SCL24

 「GALAXY Note Edge SCL24」では、Android 5.0へのバージョンアップにより、画面デザインや背景のカラーテーマが黒色から白色を基調としたものに変更となる。また、ロック画面やホーム画面での通知がポップアップで表示されるようになるほか、カメラアプリのシャッターボタンの位置がエッジスクリーンからディスプレイ中央下部へ変更になる。このほか、Android 5.0への更新にともなって、ソフトウェア面でのさまざまな更新や仕様変更が行われる。

 更新は、端末単体でWi-Fi/LTE/3Gを利用して行うか、パソコン用のソフトウェア「Samsung Kies」を介して行う方法がある。

 端末単体で更新を行う場合、更新ファイルの容量は約1.2GBとなる。更新の際のパケット通信料は有料となるため、Wi-Fiでの利用が推奨されている。端末単体での更新にかかる時間はWi-FiまたはLTE利用の場合は約30分。3G利用の場合は約50分。「Samsung Kies」を使用してパソコン経由での更新を行う場合、更新ファイルの容量は約2GBで、更新にかかる時間は約13分。

 更新後はベースバンドバージョンが「SCL24KDU1BOH3」となる。

HTC J butterfly HTL23

HTC J butterfly HTL23

 「HTC J butterfly HTL23」に対する更新の主な内容は、カーナビ用のデータ通信アプリでトヨタ自動車が提供するカーナビ「G-BOOK」との接続に失敗する場合があるという不具合を修正するもの。このほか、端末を快適に利用するための軽微な改善が含まれる。

 更新は端末単体で行う。更新にかかる時間はWi-Fi/4G利用の場合は約10分、3G利用の場合で約15分。更新ファイルの容量は約30MBで、更新の際のパケット通信料は有料。

 更新後はソフトウェアの番号が「2.14.970.8」となる。

石井 徹