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日本通信、ソフトバンクにユーザー情報管理設備の接続を申し入れ

 日本通信は、ソフトバンクに対して、モバイルネットワークおよびHLR(Home Location Register)の相互接続を申し入れると発表した。

 HLRは、携帯電話の電話番号、端末の現在地、契約情報などを管理するデータベース。総務省が開示する資料によれば、MVNOがNTTドコモやソフトバンクのようなMNOのHLRと接続することで、複数のキャリアに対応した独自SIM、定額制の音声通話など、オリジナルのサービスを実現できるとしている。

 日本通信では、今後の事業に向けた基盤のコアとして自社内にHLRを構築する方針。既にNTTドコモには同様の申し入れを行っており、今回、ソフトバンクに対しても申し入れることになった。

関口 聖