ニュース

「SAMURAI MIYABI」発売、ヨドバシAkibaにはフリーテルコーナーも

 プラスワンマーケティングは、フリーテルブランドにて、SAMURAIシリーズのAndroidスマートフォン「MIYABI」を発売した。価格は1万9800円(税抜)。また、秋葉原のヨドバシカメラ マルチメディアAkibaでは、フリーテル製品を専門に扱う「FREETELコーナー」がオープンした。

「MIYABI」を掲げるプラスワンの代表取締役、増田氏

 2日に発売されたのはボディカラーがホワイトのモデル。発表済みのブラック、シャンパーゴールドのモデルについては9日に発売される予定で、予約の受付が開始されている。

 「MIYABI」は、同社のラインナップの中で中位クラスに位置づけられるモデルで、日本らしさを表現したSAMURAIシリーズの機種として提供され、和のモチーフの壁紙が収録されている。

 5インチHDのIPS液晶ディスプレイをもち、エッジが立った箱型の形状。MediaTek製のクアッドコアCPU(1.3GHz駆動)に2GBのメモリ、32GBのストレージを搭載。OSはAndroid 5.1で、ジェスチャー機能を備える。

 端末についての詳細は、製品説明会のレポート記事を参照いただきたい。

ヨドバシカメラではフリーテル製品の専用コーナーを展開

 また、ヨドバシカメラにて、フリーテルの製品を扱う専門コーナー「FREETELコーナー」が設置される。ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaでは2日より営業を開始している。今後年内を目途にヨドバシカメラの全店に設置される予定。

ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaの「FREETELコーナー」

 「FREETELコーナー」では、フリーテルの端末、SIMカードの購入のほか、専門スタッフによる購入相談やアフターケアを受けることができる。また、フリーテル製品の修理の受付サービスも、近日中に提供が開始される。

 SIMカードの新規契約ではMNPの即日開通にも対応し、最短で15~20分程度で手続きが終了するとしている。

「FREETELコーナー」を紹介するプラスワン取締役 榎本氏

 マルチメディアAkibaでは、従来「SIMフリーカウンター」があった場所に、「FREETELコーナー」が設置され、面積は約10坪程度。プラスワンのスタッフが常時5人体制で購入のサポートを提供する。

 なお、マルチメディアAkibaのSIMフリーカウンターは、向かい側の入り口側に、NTTドコモのカウンターの一部を移動する形で移設されていた。カウンターの大きさについては、設置する店舗の形態にあわせたものとなるという。

 また、販売中のフリーテル製品がすべて設置され、購入可能となっていたほか、今後発売が予定されている「SAMURAI KIWAMI」や「KATANA」、「Priori 3 LTE」のホットモックが参考展示されていた。

 発売から3日で予定数完売となったフィーチャーフォン「Simple」も販売されていた。「Simple」については、ヨドバシの店頭在庫を集めてきたもので、数台のみの提供となっている。

SAMURAI KIWAMI
KATANA 02
Priori 3 LTE
Simple
プラスワンの榎本氏(左)とヨドバシカメラの松月氏(右)

 囲み取材に答えたプラスワン・マーケティング取締役の榎本一郎氏と、ヨドバシカメラの通信サービス商品事業部 部長の松月俊雄氏によると、今回のコーナー設置はスマートフォンの選択肢を増やしたいヨドバシの意図と、実店舗での展開を重視しているプラスワンの思惑が一致して実現したものだという。

 プラスワンマーケティングをパートナーとして選択した理由については、同社が製造工程の管理などで「日本品質」を意識していること、リーズナブルな価格、同一価格帯の他社と比較しての高スペックと継続して機種を展開していく意向が評価されたという。

 松月氏は、「Simpleの販売開始時にはASUSの人気機種ZenFoneに比肩する予約数があった」と明かし、「FREETEL SIM」についても「料金はもちろん、ユーザーからの品質を評価する声があった」と話し、今後ユーザーに対する選択肢のひとつとして提案していく方針を示した。

石井 徹