ニュース

50m防水・6カ月稼働の活動量計「MISFIT SHINE 2」、12月上旬発売

 Misfitは、エレガントさをうたった活動量計「MISFIT SHINE 2」を12月上旬に発売する。価格は1万2800円(税別)。家電量販店やAmazon.co.jp、ソフトバンクセレクションなどで取り扱われる。

 「MISFIT SHINE 2」はスマートフォンと連携して運動量などを表示する活動量計。本体はボタンのような形の円盤で、アルミ製。付属の腕時計型バンドやクリップで体につけて持ち歩ける。カラーはローズゴールドとカーボンブラックの2色。本体部の大きさは直径約35mm×厚さ約8mmと薄型化。CR2032型のボタン電池で駆動し、6カ月間連続で稼働する。

 6軸センサーを内蔵し、歩数や移動距離、消費カロリーといった活動情報や、運動した時間、睡眠状況などを記録する。運動記録では、ランニングやバスケットボールといった運動の種類を自動で判別する。50m防水で、水泳を行った時間を記録できる。

 本体にはディスプレイを持たず、12個のLEDが円形に配置されている。カラー表示に対応したことで、時計の時針と分針を色分けた時間の表示、バイブレーションに合わせてグラデーション表示するといったことが可能になった。バイブレーションを搭載しており、適切なタイミングで振動して運動を促す機能をもつほか、電話・SMSの着信通知にも対応。

 Bluetooth LEに対応したiOS、Android端末で利用可能。Bluetoothの性能が改善されたことにより、同期にかかる時間が従来機の1/4に短縮された。アプリでは活動量計では友人と運動の成果を競うSNS機能を持つ。「MISFIT LINK」機能を搭載し、スマートフォンの音楽再生やシャッターボタンなどの操作、IFTTT連携機器の操作といったリモコンとしての利用も可能。

 本体を取り付け、腕時計のように利用できるアームバンドと、スーツなどにつけられるクリップ、ベルト用のクリップが付属する。革製のバンドなどのアクセサリーが別売りで提供される予定。従来機「MISFIT SHINE」用アクセサリーとの互換性はない。

日本向けの営業を行う東京オフィスを設置

サニー・ヴー氏

 製品発表会では、MISFITのCEO、サニー・ヴー氏が登壇し、同社について紹介した。MISFIT社は米国で2012年に、ヴー氏と、アップルの元CEO、ジョン・スカリー氏らによって設立された。設立された10月5日はスティーブ・ジョブズ氏が亡くなった日で、「Misfit」という社名は、アップルのCMにちなんでいる。

 同社の活動量計はアルミ製の「SHINE」とプラスチック製の「FLASH」という2ラインで展開。機能は同等で、シーンによって使いわけられるようになっている。

 本社は米国サンフランシスコだが、製品開発は主に中国のシンセンで行われている。今回、日本向けの営業を行う東京オフィスの設置が発表された。

石井 徹