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総務省、M2Mサービス向けに「020」で始まる番号を割り当て

 総務省は、M2Mサービス向けの電気通信番号(電話番号)として、「020」で始まる番号を割り当てるとした情報通信審議会電気通信事業政策部会の答申(案)を公表するとともに、これに対する意見募集を開始した。11月26日まで意見を募集する。

 今後、電気、ガス、水道のスマートメーターや、自動車のテレマティクスなど、さまざまな分野においてM2M(Machine to Machine)の活用が期待されているが、調査機関による需要予測では、2020年時点でM2Mに利用される携帯電話番号が4200万件に達すると見られている。

 その一方で、現時点で携帯電話・PHSに割り当てられている「070」「080」「090」で始まる11桁の電話番号は、2015年3月末時点で指定可能な番号数の残りが「070」の4420万件しかなく、2018年頃には番号が枯渇する可能性が出てきた。

携帯電話・PHSの電話番号の指定可能数の推移

 そこで、M2Mなどに使用する専用番号として「020」で始まる番号を割り当てる方針が固まった。さらに、導入当初は11桁で運用するが、将来的に桁増しも視野に入れる。すでに「070」「080」「090」を使用して提供されているM2Mサービスについては、専用番号への移行も促す。

 このほか、答申(案)では、「070」「080」「090」についても、契約数の伸びが大きい年度末などの特定の短期間の番号需要増が指定番号数に反映され、指定番号数と実使用数の差分が拡大し、指定済み番号が有効活用されていないといった課題が指摘されており、指定基準の見直しを図ることが適当とされている。

(湯野 康隆)