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楽天モバイル銀座店オープン、「楽天経済圏をリアルで展開していく」

 29日、東京・銀座の商業施設「銀座ファイブ」に楽天モバイルの専門ショップがオープンした。

左から、楽天の大尾嘉氏、「銀座ファイブ」運営会社社長の柳澤氏、平井氏、フュージョン社長の池口氏

 楽天モバイルでは従来、渋谷の「楽天カフェ」内にカウンターを設置していたが、東京での専門ショップの展開は銀座店が初めて。ショップでは楽天モバイルで販売される端末が設置され、自由に試すことができるほか、専門のスタッフから説明をきき、契約することができる。音声SIMではMNPでの即日開通にも対応する。

開店直後の店内の様子

 オープン記念式典では楽天代表取締役副社長兼フュージョン・コミュニケーションズ代表取締役会長の平井康文氏が登壇。29日でサービス開始から1年を迎えた楽天モバイルについて紹介した。

 平井氏は「楽天モバイル」の強みを楽天が持つ1万人のユーザーベース「楽天経済圏」にあると説明。「楽天モバイル」についても既存の楽天会員を中心に順調に契約数を伸ばしていると強調した。

 その上で、従来からオンラインに強みを持つ顧客接点について、今後は「リアル接点」も強化していくとし、主要都市で楽天モバイルの専門ショップを展開し、地方については家電量販店内にショップインショップを設置し、「ハブ&スポークで展開していきたい」と話した。

 端末については「楽天オリジナル」のラインナップを中心に揃えていくという(同日発表された端末については別記事を参照)。サービス面も強化していく方針で、年明けに新サービスを発表する予定と明かした。

「大手キャリア化しているのではないか」

 発表会後の囲み取材では、楽天モバイルの展開について記者から、「リアル店舗でのサポートに、端末の充実やコンテンツサービスの充実など、数年前の大手キャリア(MNO)に見えるが、この傾向は続くのか」という質問がでた。

 平井氏は「続くと思います」と認めた上で、「大手キャリアと違うのは、大手キャリアが通信サービスを中心に周辺サービスを積み上げてきたのに対して、楽天は既にある経済圏から降りてくるという形。社内にあるサービスを組み合わせることで、新サービスをスムーズに提供していけるのではないか」と語った。

(石井 徹)