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アコースティック・ギターの音をスマホで収録する「iRig Acoustic」

11月下旬に発売予定

 イタリアのIK Multimediaは12日、Android/iOS端末をアコースティック・ギターやウクレレ用のオーディオインターフェイスとして使う「iRig Acoustic」を発表した。サウンドホールに装着して使い、高音質なサウンドを収録できるとしている。発売予定時期は11月下旬、市場想定価格は7000円(税別)を見込む。

 「iRig Acoustic」は、無指向性のMEMS(Micro Electrical Mechanical System)マイクを採用し、15Hz~20kHzと広い周波数帯域の収音が可能なオーディオインターフェイス。アコースティック・ギターやウクレレのサウンドホールにマイクを挟んで固定し、4極ミニプラグで有線接続したAndroid/iOS端末でサウンドの入出力を行える。固定部には柔らかいゴムが使われているので、楽器を傷つけずに製品の着脱が可能。

 専用のiOSアプリ「AmpliTube Acoustic」(1200円)と、その無料版「AmpliTube Acoustic FREE」も配信している。どちらも使用するアコースティック・ギターの周波数特性に合わせて設定を最適化したり、パラメトリックイコライザーやコンプレッサー機能などを備える。有料版のアプリは12弦シミュレータ、ベースメイカー(オクターバ)といった機能が追加されている。対応OSは、有料/無料版ともにiOS 8.0以降。

藤縄優佑