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大手キャリアのユーザー、「月の通信量1GB」は1割だった

 MMD研究所(MMDLabo)は、スマートフォンを保有する20〜59歳の男女900人を対象に実施した意識調査の結果を発表した。調査は11月13日〜15日の期間、インターネット調査として実施された。回答者のうち、451人が大手キャリア(MNO)ユーザーで、449人は「格安SIM」(MVNO)ユーザー。

 1カ月にどのくらいのデータ通信を使用しているか、ユーザーの記憶をもとに聞いた質問では、キャリアユーザは「分からない」が21.5%ともっとも多く、「2〜3GB」(15.3%)、「1〜2GB」(13.5%)、「1GB未満」(10.4%)と続いた。

 格安SIMユーザーでは、上位から「2〜3GB」(18.7%)、「1GB未満」(18.3%)、「3〜4GB」(15.6%)という結果となった。「分からない」は10.5%だった。

【お詫びと訂正 2015/11/24 11:15】
 初出時、上記「格安SIMユーザーのデータ使用量」の文中で、項目に誤りがありました。お詫びして訂正させていただきます。

 メインで利用しているスマートフォンの端末価格はいくらか、ユーザーの記憶をもとに聞いた設問では、キャリアユーザーの13.5%、格安SIMユーザーの12.0%が「1万円未満」、キャリアユーザーの14.4%、格安SIMユーザーの6.2%が「分からない」と回答した。もっとも回答者が多かった価格帯は、キャリアユーザーでは「5万円〜7万円」、格安SIMユーザーでは「1〜3万円」。

5割のユーザーがスマホ契約前後で「ギャップ」

 スマートフォンの契約前後で、認識や理解の違いがあったかを複数回答形式で聞いた設問では、キャリアユーザーの62.7%、格安SIMユーザーの59.2%が何らかのギャップがあったと回答した。

 キャリアユーザーがギャップを感じた内容で多かった回答は「月々の利用料金が思ったより高かった」(39.9%)、「不要なオプションがついていた」(23.9%)、「契約したデータ通信プランが多すぎた」(9.5%)。格安SIMユーザーでは「契約したデータ通信プランが多すぎた」(18.5%)、「月々の利用料金が思ったより高かった」(18.3%)、「不要なオプションがついていた」(18.3%)。

 直近で行ったスマートフォンの契約(新規契約、機種変更、プラン変更など)について、契約内容の理解度を聞いた設問では、キャリアユーザーの29.7%、格安SIMユーザーの14.3%が「できていなかった」と回答した。このうち「全く理解できていなかった」と回答したのはキャリアユーザーのうちの5.5%、格安SIMユーザーでは3.8%。

キャリアユーザーは「店員の説明」を参考に、格安SIMユーザーは「口コミ」も

 スマートフォンの契約時にもっとも有益だった情報は何かを聞いた設問では、キャリアユーザーは「店員の説明」が34.7%ともっとも多く、「メディア」(21.8%)、「利用会社のサイト」(16.4%)が続いた。

 格安SIMユーザーではもっとも多かった「メディア」(31.9%)や「利用会社のサイト」(23.4%)のほかに、「家族からの情報」(15.3%)、4位に友人・知人からの情報(13.8%)も多く、口コミによって広がっている様子がうかがえる。

(石井 徹)