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AXGP方式にMassive MIMO、ソフトバンクグループのWCPが実験

 2.5GHz帯でAXGP方式によるモバイルブロードバンドサービスを提供するWireless City Planning(WCP)は、数多くのアンテナを用いて通信速度を格段にアップさせる技術「Massive MIMO(マッシブマイモ)」の実証実験を行う。

 複数のアンテナを用いて通信速度を向上させる「MIMO」(Multi Input Multi Output)は、既にモバイル向けサービスでも実用化されており、基地局にアンテナ2つ、端末にアンテナ2つという「2×2のMIMO」などが利用されている。このアンテナの数を16〜32倍に増やし、1つの装置に数多くのアンテナ素子を搭載するのが「Massive MIMO」方式だ。

 WCPでは、11月24日付けで実験局の免許を取得し、芝大門(東京都港区)と八丁堀(東京都中央区)に、2.5GHz帯を利用するAXGP(TD-LTE互換)方式のMassive MIMO対応基地局をあわせて4局設置し、実環境に近い状態で実証実験を行う。実験は2016年10月31日まで。実験を通じて、通信容量の拡大が検証され、その際に得るノウハウや測定データで商用サービスに向けて準備を進める。

(関口 聖)