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ソフトバンク、声を文字にする難聴者向け会話支援アプリ「こえ文字トーク」

 ソフトバンクは、音声認識を利用して会話を文字で表示することで難聴者のコミュニケーションを支援するiOS/Android向けのアプリ「こえ文字トーク」の提供を開始した。一部の機能をのぞき、アプリの利用は無料。ソフトバンクのAndroid 4.1〜のスマートフォンと、iPhone 5〜。ソフトバンク端末以外でもインストール・利用はできるが、動作保証の対象外となる。

「こえ文字トーク」アプリ画面

 難聴者と健聴者の会話をサポートする「1対1でトーク」、複数人との会話を助ける「グループでトーク」と、周囲の音量をイヤホンで大きくして聞き取りやすくする「音量を増幅」の3種類が用意されている。「1対1でトーク」と「グループでトーク」ではヤフーの音声認識技術を活用している。

 「1対1でトーク」はスマートフォンに向かって話しかけると、その内容が文字で表示される。文字入力機能やシーン別の定型文の入力機能も備えており、難聴者が外出先で道を尋ねたり、レストランや病院などで聞き取りにくいスタッフの声を聴き取りやすくするために利用できる。

 「グループでトーク」では、「こえ文字トーク」を利用している複数の参加者が会話をすると、それぞれの発言が文字に変換され、グループチャットのように表示される。最大8人まで利用可能で、難聴者を交えた会話をスムーズに行える。同機能は、Wi-FiをオンにしたAndroid端末同士か、BluetoothをオンにしたiPhone同士で利用でき、AndroidとiPhoneを交えて利用することはできない。

 「音量を増幅」は、スマートフォンのマイクで拾った周囲の音を増幅し、イヤホンから聞く機能。聞こえ方では、高音・中音・低音の3音域の強弱や、左右のバランスを調整できる。「音量を増幅」機能は有料機能だが、1回3分間の試用は何回でも行える。継続して利用する場合、アプリ内課金で機能を購入する。価格はAndroid版は324円(税込、以下同)、iOS版では360円。

(石井 徹)