KDDI田中社長、1GBプランは「近日、発表する」

　KDDIは、データ通信容量が1GBとなるプランを近日発表する。12日、春モデル発表会の席上で、田中孝司社長が明らかにした。

　田中社長は、同社ユーザーのデータ通信容量の利用動向を紹介するなかで、1GB程度となる人が10代で2％、20代で4.5％、30代で10.7％程度であることを明らかにする。その上で、「昨今話題の1GB（のユーザーは）はこれくらいいる。もう少し経てば、1GBプランを発表させていただく」と語った。

　2015年後半に開催された総務省の有識者会合では、ユーザーの利用実態にあわせたプランが求められると指摘。「低容量のデータ通信プランの低廉化」が一例として、1GB程度の利用となるユーザーに対する新プランの料金体系を作成するよう、携帯電話会社に求めている。既にソフトバンクから1GBのプランが発表されていたが、今回の田中社長の発言もこうした動きを受けたものとなる。