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アップルが新アプリ「Music Memos」、メロディを録音するとバックバンドが演奏開始

 Appleは、iOS端末向けの音楽メモアプリ「Music Memos」の配信を開始した。利用料は無料で、iPhone 4s〜、iPad 2〜に対応する。

「Music Memos」

 「Music Memos」は、音楽のアイデアをiPhoneのボイスメモ機能で録音しているアーティストが多いことにヒントを得て開発された。ギター、ピアノ、ボーカルでのアイデアやメロディの録音を想定し、楽器はアコースティックギター、ピアノに最適化されている。楽器を演奏して録音すると、リズムやコードが解析され、曲に合うようなドラムとベースが提案・追加される。Appleでは「まるでバーチャルバックバンドがあなたの曲の雰囲気に合わせて演奏してくれるよう」と表現している。

 同アプリは基本的な記譜にも対応し、コードは画面に表示される。録音は非圧縮で高音質なデータとして記録されるほか、バーチャルではないバンドメンバーとメールで共有したり、アーティストであればApple Musicを通じてファンに配信することもできる。

 データのトリミングや、名称変更、タグ付け、レーティングが可能で、音楽制作ソフトウェアであるGrageBand、Logic Pro Xで展開してさらに作りこむことも可能になっている。アプリに内蔵の楽器チューナーでギターのチューニングも可能。

DJ向け機能を強化「GrageBand 2.1 for iOS」

 Appleはまた、iOS向けGrageBandの最新版「GrageBand 2.1 for iOS」の配信も開始している。こちらではDJ用のハードウェアコントローラーなどにヒントを得たアップデートとして「Live Loops」が追加された。ビジュアル化されたセル、コラムをタップすることで楽器やサンプリングしたループをすぐに鳴らすことができ、音楽を組み立てていくことが可能。ループはその場で演奏やアレンジ、リミックスも可能になっている。

「GrageBand 2.1 for iOS」の「Live Loops」

 「GrageBand 2.1 for iOS」ではこのほかにも、Drummer、ベース向けアンプ、オートメーション機能などが追加・拡張されている。画面表示はiPad Proにも最適化される。

 「GrageBand 2.1 for iOS」は、ストレージが32GB以上のiOS端末にプリインストールされている。既存ユーザーでiOS 9以降の端末では無料アップグレードが可能。App Storeで別途購入する場合は600円。

(太田 亮三)