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バッテリー交換できるシェアサイクル、ドコモとパナソニックが実証実験

 NTTドコモとドコモ・バイクシェア、パナソニックはシェアサイクル事業の効率化を目指し、共同で東京都の臨海地区で実証実験を行う。期間は4月1日〜9月30日。

 今回の実証実験では、シェアサイクルの普及を目指して、自転車本体の小型・軽量化と、「バッテリーシェア」ソリューションを検証する。

 自転車本体の小型・軽量化では、ドコモ・バイクシェアのコミュニティサイクル事業についての知見と、パナソニック サイクルテックの持つ電動アシスト自転車に関する技術を活用し、シェアサイクルに適した自転車の機能や仕組みを検討する。

「バッテリーシェア」のイメージ

 バッテリーシェアでは、ユーザーが自らバッテリーを交換できる新しいシェアサイクルの仕組みについて、実証実験を通して検証する。この実証実験で用いられる自転車は、バッテリーが取り外せる電動アシスト自転車。各ポート(駐輪場)に、スペアバッテリーの充電設備を設置し、ユーザー自身で交換できるようにする。充電システムの開発では、パナソニック システムネットワークスが協力する。

 現在ドコモ・バイクシェアが提供しているシェアサイクルでは、バッテリー残量を遠隔で監視して、バッテリー切れとなった自転車を人手で回収している。バッテリーシェアを導入することで、回収にかかるコストを減らす狙い。将来的にはバッテリーを活用し、携帯電話の充電や災害時の予備電源に利用することも視野に入れているという。

 実証実験では、東京都の臨海地区(晴海、月島、豊洲エリア)の店舗など複数箇所に自転車のポートとバッテリーの充電ステーションを設置し、導入効果を検証する。なお、ドコモ・バイクシェアが運営している「江東区臨海部コミュニティサイクル」とは別のサービスとして提供される。

(石井 徹)