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新内蔵アンテナで360度に電波、アイ・オーが宅内向けWi-Fiルーター

 アイ・オー・データ機器は、周囲360度に電波を飛ばせるという仕組みを新たに搭載した宅内向けWi-Fiルーター2機種を発表した。2月下旬に発売されるのは、2.4GHz帯と5GHz帯に対応した「WN-AX1167GR」(想定価格7980円、税抜)。また3月中旬には2.4GHz帯対応の「WN-GX300GR」(同6480円)も登場する。

 「WN-AX1167GR」と「WN-GX300GR」は、新機能の「360コネクト」を搭載する宅内向けWi-Fiルーター。「360コネクト」は、周囲にまんべんなく電波を飛ばせる機能。ダイポールアンテナではなく、F字型の内蔵アンテナとビームフォーミング技術を採用。3階建ての一戸建てで、1階にルーターを設置した場合も3階まできちんと電波が届き、なおかつ1階内も隅々までカバーする。

 ワンクリック詐欺やフィッシング、ウイルス配付サイトをブロックするフィルタリング機能も搭載する。5年間、無料で利用できる。これまで同社製品では、ルーターモードでのみ動作していたが、今回はアクセスポイントモードでも利用できるようになった。またペアレンタルコントロール設定も用意されており、特定のMACアドレスの機器からの接続は利用時間を限定する、といった使い方もできる。

 縦置き、横置きのどちらにも対応。大きさは両機種とも同じ。縦置きで約100×150×156mm(スタンド含む)、横置きは約150×150×42mm。「WN-AX1167GR」はIEEE802.11a/b/g/n/ac、「WN-GX300GR」はIEEE802.11b/g/nをサポートする。

関口 聖