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東芝の活動量計「Silmee W21」発売中止、事業見直しでヘルスケア社は廃止へ

 東芝は、同社の事業体制の見直しを受け、社内カンパニーの東芝ヘルスケアを2016年3月末で廃止する。未発売だったリストバンド型の活動量計「Silmee W21」も発売中止となる。

「Silmee W21」

 「Silmee W21」は、スマートフォンと連携して利用するリストバンド型の活動量計で、加速度センサー、脈拍センサー、紫外線センサー、皮膚側の温度センサーを搭載し、同時に発表された「Silmee W20」と比較して、GPSに対応しているのが特徴。活動量や睡眠の計測のほかに、会話量や食事時間の計測、位置情報、ボタン操作による緊急連絡などが新たな機能として搭載される予定だった。

 「Silmee W20」「Silmee W21」は2015年8月に発表され、一部部材の調達の遅れにより、発売が二度延期されていた。「Silmee W20」は2016年1月に発売されたが、「Silmee W21」は発売されていなかった。

 東芝はグループの大幅な構造改革や事業体制の見直しを進めており、ヘルスケア事業では、子会社である東芝メディカルシステムズの売却を決定している。これを受けて、ほかのヘルスケア事業の見直しも図られており、社内カンパニーの東芝ヘルスケアは2016年3月末で廃止されることが決定した。リストバンド型のセンサーを手掛ける事業については、グループ内外への移管などを検討し、3月末までに方向性を決定する予定としている。

(太田 亮三)