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話しながらなぞると文字で表示される技術、三菱電機が開発

 三菱電機は、会話しながらタブレットやスマートフォンの画面をなぞると、話した言葉が文字として表示される「しゃべり描きUI」を開発した。

 「しゃべり描きUI」は、会話と文字を組み合わせることで、聴覚障害者や外国人ともコミュニケーションを図れる技術。画面をなぞりながら話した言葉を、音声認識技術によって文字に変換して、なぞった軌跡上に表示するというもの。筆談より手軽に、直感的に会話できる。

 同社ではしゃべり描きUIが利用できる、筆談ボードのようなAndroidアプリ「しゃべり描きアプリ」も開発。会話しながらお絵かきしたり、しゃべり描きした文字を外国語に翻訳したりと、聴覚障害者や外国人との会話に利用できる。

 また、画像を表示しながらしゃべり描きで説明を加えたり、手描きした文字を翻訳したりといったといったように、医師から難聴者への説明や、騒音が多い場所での外国人への案内など、さまざまなシーンのコミュニケーションに活用できる。

 三菱電機では、2016年度中に大学などの協力機関を募り実証実験を行い、「しゃべり描きUI」の早期の事業化を目指す。

(石井 徹)