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息を吐くだけで糖尿病や代謝異常を発見、セルフ検査にドコモの呼気計測装置

 NTTドコモは、病院での受診の要否を判断するためのセルフ健康検査ブース「ネットワークヘルスキオスク」に、ドコモが開発した呼気計測装置が実装され、3月31日より中国・上海にて1万人を対象に実証実験が開始されると発表した。

 「ネットワークヘルスキオスク」は、スマートサービステクノロジーズが開発・製造したセルフ健康検査ブースで、福岡県の社会システム実証センターと九州大学の指導の下で開発された。画面の案内に従いながらセンサーや機器をユーザー自身が操作し、健康状態の検査を行うブースで、身長や体重から心電波形、メンタルヘルス、認知症など14項目以上の検査が可能になっている。

 同装置にドコモが研究開発した呼気計測装置が実装されることで、呼気中のアセトンとエタノールの同時計測が可能になり、新たに脂肪代謝の検査が加わることで、糖尿病、摂食障害、過度なダイエットに起因する代謝異常の有無も検査が可能な、世界初のセルフ健康検査ブースになるとしている。

「ネットワークヘルスキオスク」。ドコモが研究開発した呼気計測装置が実装される
CEATECで披露されていた小型の呼気計測装置(2011年10月)

(太田 亮三)