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ソフトバンク、ニケシュ・宮内体制の分権と機動性向上を図る組織再編

 ソフトバンクグループは、海外事業統括会社と国内事業統括会社(どちらも仮称)を日本国内に新たに設置する、組織再編を発表した。ニケシュ・アローラ氏と宮内謙氏をそれぞれ最高責任者に任命し、権限の明確化、機動的なグループ運営を目指すとしている。

 同社はこれまでも海外事業と国内事業を成長の両輪とする戦略を明らかにしていたが、今回の組織再編はこれを具現化したものと位置づける。組織再編は取締役会で決議されており、必要に応じて2016年6月の株主総会で承認を得る方針。子会社の移管時期と方法はソフトバンクグループ 代表取締役社長の孫正義氏に一任され、2016年12月31日を期限としている。

 今回発表された組織再編により、3月中に、ソフトバンクグループの100%子会社として海外事業統括会社と国内事業統括会社が日本国内に設置される予定。どちらも休止している既存の子会社を活用する。

 海外事業統括会社にはSprint株の持株会社であるStarburst IやAlibaba Group Holdingなどが移管され、最高責任者はニケシュ・アローラ氏が務める。同氏は引き続きソフトバンクグループ 代表取締役副社長も兼務する。

 国内事業統括会社にはソフトバンク、ヤフーなどが移管される。最高責任者は宮内謙氏で、引き続きソフトバンクグループ 取締役も兼務する。

 海外事業統括会社と国内事業統括会社はどちらも中間持株会社となり、ソフトバンクやヤフーなどの事業会社は、ソフトバンクグループの孫会社という形になる。

(太田 亮三)