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男子プロバスケリーグの試合をスマホに配信、ソフトバンクがトップスポンサーに

孫代表が“やりましょう”4連発

 ソフトバンクは、2016年秋に開幕を予定する男子プロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE」(Bリーグ)のトップパートナーになると発表した。

日本バスケットボール協会会長兼B.LEAGUE名誉会長の川淵三郎氏、ソフトバンクグループ代表の孫正義氏、ゲストとしてリンク栃木ブレックスの田臥勇太選手、タレントのハリセンボンの2人が登場

 ソフトバンクが最上位カテゴリーのスポンサーである「B.LEAGUE トップパートナー」に決定したことで、資金の支援のほかにも、試合中継をスマートフォンやタブレット、パソコン向けに配信したり、全国のソフトバンクショップと協力したりする取り組みも実施される予定。ソフトバンクは有料放送とインターネット放送についての独占的な権利を獲得している。

 スマートフォンなどへの配信は、3部まであるリーグのうち、1部と2部の全試合の配信を2016年秋の開幕から実施する予定。料金は今後案内されるものの、既存の有料放送などよりも安価になるとし、ほかのスポーツの試合などとセットになったプランが検討されている。

 ソフトバンク以外のユーザーも見られる予定だが、ソフトバンクのユーザーはより便利に視聴できるとしている。

新サービス「スポナビライブ」にB.LEAGUE

 ソフトバンクとヤフーは10日、人気スポーツのライブ中継を見放題で提供する「スポナビライブ」を発表している。同サービスではスマートフォン、タブレット向けにアプリが用意され、プロ野球、大相撲、なでしこリーグ、男子テニス、MLB、海外サッカー、B.LEAGUEの7種類について、見放題でライブ中継やアーカイブ映像が提供される。ライブ中継は、サービス開始当初はプロ野球の公式戦が対応する。

 ソフトバンクのユーザーには月額500円で3月17日から、他社携帯電話のユーザーは月額3000円で6月から提供される。

川淵氏「1日でもはやく1億円プレーヤーを」

 10日には都内で記者向けに発表会が開催され、日本バスケットボール協会会長兼B.LEAGUE名誉会長の川淵三郎氏、ソフトバンクグループ代表の孫正義氏、ゲストとしてリンク栃木ブレックスの田臥勇太選手、ハリセンボンが登場した。

 川淵氏はバスケットボールの人口が多いのにもかかわらず、プロリーグがないことで行き先がない環境を指摘。リーグの開幕に際して、「いろいろなところからスポンサーの声がかかっており、当初の予想よりは、かなり思い切ったことをできるだろう」とした上で、「優勝チームには、プロとしての優勝に値する賞金を出したい。1日でもはやく1億円プレーヤーを排出したい。そういったことが子供の夢にもつながるのではないか」とリーグの成功に期待をにじませた。

 川淵氏は最新の映像技術や配信システムで実現できるゴールシーンの抽出機能などに感激した様子を語り、「今は、中継中でもボタンひとつで点の入った場面だけを抽出できる。自分の時間の活用にもなる。さらにソフトバンクの技術で変わっていく。ソフトバンクのスポンサードは、こんなラッキーなことはないと思った」と、率直にソフトバンクの支援に喜びを語った。

川淵氏の思いに共感、久々の「やりましょう」も大盤振る舞い

 孫代表は「B.LEAGUE」のスポンサーになることを決めた経緯を語ったほか、トークセッションや質疑応答でも「やりましょう」を連発。具体的には、試合会場での観戦に便利なアプリの開発、若手選手の育成システムの構築、(店頭などでの)キャンペーンの実施、テレビCMの制作の4つが「やりましょう」として約束された。

 孫氏は、同社グループの理念を紹介し、「幸せとは感動すること」と定義した上で、福岡ソフトバンクホークスの運営を通じて「ITの力で、スポーツの感動をもっと多くの人へ」と感じたと振り返る。トップパートナーについては、「金額についての議論は聞かないで、川淵会長を応援する、そのことありきで先に決めた」と、リーグにかける川淵氏の思いに共感した様子を語っている。ビデオ判定などの仕組みにも前向きな姿勢で、映像配信を含めて、日本の男子プロバスケットボールリーグの開幕にIT技術を駆使した先進的な取り組みを導入していく様子をアピールした。

 田臥選手も「日本のバスケット界が、いろんな角度で変わることができる。可能性が増えていると感じている」と、新しいリーグの開幕に期待を語っている。

トークセッションの模様

ハリセンボン近藤は観戦用アプリを提案
孫代表「やりましょう!」の残心
ハリセンボン箕輪はルール変更?を提案、川淵氏は「ルール変更は難しい」と不採用に
田臥選手は若手の育成システムの必要性を訴えた
孫代表、本日2度目の「やりましょう!」はサムズアップ
Pepperも応援に駆けつけ「キャンペーンやりましょうよ」とちゃっかり提案
3度目、キャンペーンも「やりましょう!」の瞬間
元サッカー日本代表でB.LEAGUE特命広報部長に就任している前園真聖氏。質疑応答の時間に記者席から挙手し「リーグを盛り上げるためのテレビCMも制作を」と提案
孫代表、CM制作も本日4度目の「やりましょう!」で約束
登壇者とゲストによるパス回し、田臥選手のシュート
おまけ

(太田 亮三)