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アップル、Apple Pencilなどに対応する9.7インチの「iPad Pro」

 アップルは3月21日(日本時間3月22日午前2時)、iPhoneやiPadの新製品、iOSやtvOSのアップデートなどを発表した。

 iPadシリーズには9.7インチのiPad Proがラインナップに加わる。iPad Air 2と同じデザインになるが、昨年発売のiPad Pro(12.9インチ)で採用されたApple Pencilなどの新機能を、引き続き搭載する。

 iPad ProはiPad Airなどよりもプロフェッショナルなモデルとして位置づけられる。iPad Air 2など従来モデルは併売されるが、iPad Air 2の128GBモデルはラインナップから削除される。また、12.9インチのiPad Proには256GBモデルが追加された。

 9.7インチのiPad Proは、ストレージ容量32/128/256GBの3種類、Wi-FiモデルとWi-Fi+Cellularモデルの2種類、シルバー/ゴールド/スペースグレイ/ローズゴールドの4色がラインアップされる。

 日本のアップルストアでの価格は、Wi-Fiの32GBが6万6800円、128GBが8万4800円、256GBが10万2800円、Wi-Fi+Cellularの32GBが8万2800円、128GBが10万800円、256GBが11万8800円。3月24日より予約受付を開始し、3月31日に発売される。

 デザインやサイズはiPad Air 2と同等で、240×169.5×6.1mm、重さはWi-Fiモデルが437g、Wi-Fi+Cellularモデルが444g。

 ディスプレイは2048×1536ドットの9.7インチで、iPad Airとサイズ・解像度ともに同等だが、12.9インチiPad Proでも採用されていない「広色域ディスプレイ」と「True Toneディスプレイ」という機能に追加対応している。12.9インチiPad Pro同様、側面に4つのスピーカーを搭載している。

 プロセッサは12.9インチiPad Proと同等のA9Xチップ。カメラはiPhone 6s/6s Plusと同等の12メガピクセルで、Live PhotosやTrue Toneフラッシュ、Focus Pixels、4Kビデオ撮影、Retina Flashなど、12.9インチのiPad Proより高性能なものになっている。

 昨年発売の12.9インチのiPad Proで採用された専用のスタイラスペン「Apple Pencil」に対応する。Apple Pencilは別売り(税別1万1800円)。

 また、12.9インチのiPad Pro同様に側面に接触端子「Smart Connector」があり、カバー兼用のキーボード「Smart Keyboard」にも対応する。Smart Keyboardは別売りで、価格は16800円。なお、12.9インチのiPad Pro向けのSmart Keyboardは19800円なので、若干価格が安くなっている。

 ボタンやインターフェイスは従来のiPadシリーズを踏襲。正面に指紋認証センサ「Touch ID」内蔵のホームボタンがあり、側面に音量ボタンと電源ボタンがある。Lightningコネクタと3.5インチイヤホンコネクタもある。Lightningコネクタは12.9インチのiPad Pro同様にUSB 3.0に対応する模様で、最新世代の「Lighning - SDカードカメラリーダー」では高速読みだしに対応する。

 通信機能としてはWi-FiモデルとWi-Fi+Cellularモデルの2種類が用意される。Wi-Fi+Cellularモデルは全世界共通で、12.9インチのiPad Proを上回る、iPhone 6s/6s Plusのグローバルモデルと同等の幅広いバンド種類に対応する。従来のiPadシリーズ同様、データ通信のみで、音声通話はできない。

 なお、Wi-Fi+CellularモデルにはApple SIM内蔵モデルと別売りモデルがあるが、日本のアップルストアではApple SIM内蔵モデルが販売される。Apple SIMはアップルが販売するSIMカードで、提携するキャリアのプリペイドプランを設定メニュー内から購入できるというもの。日本ではauのLTEデータプリペイドに相当するプランが利用できる。

(白根 雅彦)