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2016年のスマホ出荷は前年割れになる――IDCの市場予測

 IDC Japanは、日本国内におけるモバイルデバイス市場の動向をまとめたレポートを発表した。スマートフォン、タブレット、パソコン、データ通信端末について、2015年の出荷台数実績と2016年〜2020年の予測が含まれている。

2016年のスマホ出荷、総務省要請で減少へ

 同調査によれば、2016年のスマートフォン市場は、前年から4.7%減少し、2620万台になるとされている。この背景には総務省が示した「実質0円廃止」があり、出荷が減速する可能性が高いと見られている。

 タブレット市場は学校関連などで普及するものの、家庭での導入が進まず、前年比17.3%、687万台に落ち込むという。またパソコン市場も、前年から8.5%減少する見通し。全体的に前年割れとなり、市場全体で8.2%減の4401万台と予測されている。

2015年の実績、パソコン市場が大幅減

 2015年の実績を振り返ると、全体では前年比8.1%減少の4792万台だった。スマートフォンは、フィーチャーフォンからの乗り換えが進んだことで3.6%増とプラス成長。またタブレットも1.5%増となった。

 一方、パソコン市場は、2014年の実績がWindows XPのサポート終了に伴う特需だったこと、円安による価格上昇での買い替えサイクルの長期化から、2015年の実績は前年比31.4%減と大幅に落ち込んだ。

(関口 聖)