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ビックカメラ、MVNOサービス「BIC SIM」の法人向けモデルを提供

 ビックカメラは1日より、インターネットイニシアティブ(IIJ)のMVNOサービス「BIC SIM」の法人向けモデル「BIC SIM for Biz powered by IIJ」の提供を開始する。全国のビックカメラグループ(ビックカメラ・コジマ・ソフマップ)の法人窓口にて受付を行う。

 「BIC SIM」は、NTTドコモのLTE網を使ったIIJのMVNOサービス。従来個人向けにのみ提供していたが、今回新たに法人向けのモデルを販売する。プランはデータ通信専用、SMS機能付き、音声通話機能付きの3種類で、どのプランも月間通信データ量は3GB。月額料金はそれぞれ900円(税別、以下同)、1040円、1600円。SIMカード1枚につき初回のみ、登録手数料3000円が別途かかる。

 個人向けのサービスと同様に、公衆無線LANサービス「Wi2 300」が無料で利用できる特典も用意されている。さらに、会社で扱うスマートフォンやタブレットのリモートロックや機能制限、アプリの配布・削除などを一括で設定・管理できる「MDM(モバイルデスマネージメント/MaaS360)」もオプションで提供。初期費用は5万円/契約、月額基本費用は1万円/契約(30ライセンス)。31ライセンス目からはデバイス1台につき、月額400円が発生する。

 支払方法は請求書払い、口座引き落としのどちらかを選択可能。ビックカメラグループ法人窓口で申し込み完了後、約10営業日で届くとしている。

藤縄優佑