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ケース以外でも遊べる、「Galaxy S6/S6 edge」のカスタマイズ

ケース以外でも遊べる、「Galaxy S6/S6 edge」のカスタマイズ

グローバルモデルの恩恵で豊富なUX、周辺機器も

 スマホは便利なガジェットであると同時に、個性を表すアイテム。皆さん、それぞれ思い思いにカスタマイズして使っていることでしょう。

 その点、グローバル市場で展開しているGalaxy S6/S6 edgeは、豊富なアクセサリーが揃っているためスマホ生活がより楽しめるといえるでしょう。その一例が、このMIL規格に対応している、南カルフォルニア発のブランド、UAGの耐衝撃ケース。耐衝撃性を備えたカバーにも関わらず、軽量であることが特徴で、S6用には液晶保護フィルムも同梱されています。

UAGの耐衝撃ケース

 LOUIS VUITTONやBVLGARIなどを傘下に収め、世界最大のラグジュアリーブランド・コングロマリットとして知られるLVMH Groupと資本提携をしているイタリアNo.1ブランド、cellularlineからも、GalaxyS6/S6 edgeのカバーが発売されています。このカバーは、カードの入れるためのポケットが付いているため、自分のお気に入りのプラスチックカードを入れておくのに便利です。

ellularlineのカバー

 こうしたカバーを取り扱う大手量販店などで取り扱われていますが、Galaxyは全国18カ所(2015年8月現在)に、「Galaxy Shop」という専用店舗を展開しています。こうした店舗を展開しているのは、Androidスマートフォンのブランドでは唯一。このGalaxy Shopでは、スタッフに相談することができるなど、専用店舗ならではの対応も整っています。スマホ購入後のサポートなどに不安を感じる方は、一考の価値があるでしょう。

がらりと変わるUX

 スマートフォンを自分好みにする場合、ここまで紹介したようなカバーなどによるカスタマイズのほか、ホームアプリで雰囲気をがらりと変えることもできます。Galaxy S6/S6 edgeには、壁紙やUX(User Experienceの略。製品などを使用する際の体験のことで、ここでは画面のデザイン、操作感、使い心地などを指す)を自分好みに変えられる「オープン・テーマ・サービス」というものがあります。

 このサービスはGalaxyのパートナー企業が提供する各種UXが配信されるもの。有料/無料のコンテンツが用意されており、現在世界182カ国で展開していて、日本でも利用することができます。

 似たようなカスタマイズアプリは、Google Playで入手できますが、同サービスで展開されているUXは、ダイヤル(電話アプリ)、連絡先(電話帳)、Sプランナー(予定表)、電卓など、Galaxyのネイティブアプリまでも統一したテイストを楽しめるのが特徴です。

 利用する際は、[設定]から[テーマ]を選び、[ストア]をタップします。すると「オープン・テーマ・サービス」に移り、自分の好みのアイテムを選ぶことができます。

設定からテーマを選択
ストアをタップ
「オープン・テーマ・サービス」

 ここでは初音ミクをテーマにした「初音ミク ~Galaxy Jack~」(Neos Corporation)を例にご紹介しましょう。このコンテンツは480円で提供されているものですが、5分間だけ利用できるトライアルダウンロードというメニューが用意されています。ダウンロードして試用し、気に入ったら購入するというしくみになっているので自分の好みに合うかどうか確認することができます。

 ダウンロードをしてインストールが済むと、[設定]→[テーマ]をタップした後に、そのアイテムが表示されます。ここで設定したいアイテムをタップすると、[購入]と[無料お試し]というメニューが現れますので、ここでは[無料お試し]をタップします。

初音ミクをテーマにしたもの
トライアル
アイテムを適用した画面

 このとき便利さは損なわれますが、ホーム画面のアイコンやウィジェットを別のホーム画面に移しておくと、お気に入りの画像をスマートに表示することができます。Galaxy S6/S6 edgeは、ステータスバーのアイコンを目立たないように表示する工夫がされています。そんな一工夫も、こうしたカスタマイズをしたときに発見することができるでしょう。アプリ一覧画面、ステータスバーを下にドラッグしたときの通知、ダイヤル、時計、電卓などとの違いを用意しましたので、確認してみてください。

 このアイテムを購入したいときには、Galaxyアカウントを設定して行ないます。支払い方法はクレジットカードやWebMoneyのほか、携帯電話会社の回収代行サービスを利用することができます。これを使うと、料金は月々の通信料と一緒に支払いうことができるので、クレジットカードの情報を登録する手間が省けて便利です。

auかんたん決済で支払ったところ

 お気に入りの画像を待受画面に設定するだけでなく、UXまでもカスタマイズできる「オープン・テーマ・サービス」は、フィーチャーフォンのカスタマイズを彷彿させるユニークな機能です。Galaxy S6/S6 edgeをお使いの方は、ぜひ試してみてください。

他にないアクセサリーも

 このほかGalaxy S6/S6 edgeには、本体を装着して360°の映像体験を楽しめる「Gear VR」や、置くだけでそのまま充電をすることができるQi準拠のワイヤレス充電器なども用意されています。

Gear VR
Qi対応のワイヤレスチャージャー

 改めて言うまでもありませんが、GalaxyはAndroidのトップブランドとして世界で展開されています。サードパーティーを含むカバー類、UXまでもカスタマイズできる「オープン・テーマ・サービス」、そして純正のアクセサリーと、スマホ生活を便利で楽しくするアイテムが今後も続々と揃うことが期待できるのも魅力のひとつといえるでしょう。

編集部