BlackBerry Bold スタパ齋藤編

 2009年の俺的ケータイof The Yearは、ドコモ(RIM製)の「BlackBerry Bold」だ。

 この端末のドコがイイのか、の前に、イマイチかもと感じるところを挙げれば、フォント。なんかこー若干違和感の残る明朝体ですな。読みにくくはないが、フォント方面はiPhoneのソレのほうが好きかも。それと、UIが若干古くさいってか古典的!? みたいな。

 ただ、これらは慣れの問題で、既に慣れちゃってる俺であった。そしてこういった細かなイヤン部分に慣れちゃうと、も~BlackBerry Boldサイコー!! と言わざるを得ない拙者。

 この端末を使ってきて「あー良かった!!」と思うのは、まずスケジュール管理面。具体的にはスタパトロニクスにも書いたが、いくつかのアプリやサービスをパソコンやBlackBerry Boldで使えば、BlackBerry Infrastructureの動作によって一切有線接続することなしに、PCとBlackBerry Bold、それからクラウド上のスケジュールが自動的にシンクロする。手間がなく、効率がよく、最高にラクなのだ。

 ちなみに、BlackBerry Bold上でのスケジュール管理(新規入力や日時の調整)も使いやすく感じる。ので、BlackBerry Bold上で新規予定や予定変更の入力をすることも増えた。結局、スケジュール管理において、BlackBerry BoldやPCの間にクラウドがあるので、実は拙者のスケジュール管理はユビキタス(死語!?)な状態───クラウドを扱える端末なら全て拙者スケジュール管理を行える端末になるわけですな。そして、これにアクセスできる端末のなかで、物理的に最もユビキタス的なのがBlackBerry Boldてな感じだ。

 メーラーやWebブラウザも快適に使えている。テンキーで日本語入力するのはチト苦手な拙者だが、BlackBerry Boldのキーボードとトラックボールを使うとメッセージや検索キーワードもサクッと入力できる。ただ、iPhoneと比べると画面がビミョーに狭いような気がするし、トラックボールを使ったスクロールや拡大縮小の手間も少し多い。が、BlackBerry BoldとiPhoneを両方持ち歩いたりしているので、そのあたりは適材適所で、みたいな。

 電話としては、電話番号を入力しての通話は(テンキーが小さいため)若干面倒だが、アドレス帳からキーボードで連絡先を検索してかけられる点は非常にスムーズ。もちろん、もらったメールのシグネチャから電話したりリンクに飛んだり地図を探したりもできる。こういう部分も、スマートフォンらしく操作ステップが少なくて快適だ。

 いろいろなアプリをインストールし、さらに活用したり遊んだりするのも現実的。「もーちょっと快適な方法はナイかなぁ」と感じて調べると、その問題を解決してくれるアプリが容易に見つかったりするのもイイ。ただ、ゲームなどのお遊び系アプリは、iPhoneと比べちゃうと数が少なかったり見つけにくかったり値段が高かったりして……。

 てな感じで、やはりビジネスに強いスマートフォンって感じですな。てか、非常にシンプルに扱えるのに、仕事上のキモとなる情報を効率的に扱えるスマートフォンはホントに初めて。なので、今後もしばらくBlackBerry Boldをメイン端末として使い続けると思う。

 


2009/12/25/ 11:52