俺のケータイ of the Year

GALAXY Note II SC-02E

GALAXY Note II SC-02E

スタパ齋藤編

 2012年の「俺のケータイof The Year」は、ドコモのGALAXY Note SC-05D、に、しようと思ってたんですけど、11月にドコモからGALAXY Note II SC-02Eが出て、これに機種変したら非常にイイ感じに進化していたので、こちらに。

 思い返してみると、「俺のケータイof the Year」を選ぶ基準はわりと共通していて、「その年でいちばん衝撃を受けた端末」てな感じ。刺激的で記憶に強く残ったような端末ですな。

 GALAXY Note SC-05Dは良かったな~。筆圧感知対応デジタルペンが使える画面大きめスマートフォンなどと言ったら、長年スマートフォンを追いかけ、時にはシャープのザウルスを始めとするPDA類にハマったりした者にとっては、一種の夢の端末である。

 GALAXY Note II SC-02Eは、デジタルペンの使い勝手や筆圧感知の段階、ペン関連アプリの実用性などもさらに洗練された。処理速度もガッと高まって快適。また、NoteとNote IIを持ち比べるとよくわかるのだが、手にしたときのフィット感がとても良くなった。前の機種のSC-05Dから順当な進化を遂げたと思う。

 もちろん細かい難点はあったりして、それは別途記事で書こうと考えているが、GALAXY Noteには細かな難点は「べつにいいや」と思わせる圧倒的な「ワクワク感」がある。いやデジタルペンの可能性なんですけどね。「こう利用できる」「ああいう応用も可能だ」みたいに想像が広がる。

 ……「もしGALAXY Note 7とか言って7インチタブレット+デジタルペンみたいな端末が出たら!!」とか妄想すると、噂レベルの例のあの情報を超ググッたりビングったりしてしまうことを禁じ得ない。GALAXY Noteの可能性には、想像するたびに「喉から手が出るほど」的な魅惑のされかたをする。

 その一方で、個人的には、正直、危惧している。

 率直に言えば、GALAXY Noteのようなコンセプトの端末をいち早く出すのは、日本の企業じゃなかったのか? と思う。日本の企業じゃ、なかったんだ、そうか……。と、黄昏れた気分になったりもする。

 でもまあ、俺とか単なる一ユーザーだし、ね。衝撃的&刺激的な端末に惹かれるのは健全な姿勢。「サムスンやエイスースやアップルっていい端末出すよね~」とぶっちゃけるのも、またひとつの健全な意見だと思う。

 まあ抽象的な話はさておき、いや~GALAXY Note II SC-02E、よくできてますな~。電池の保ちはちょっと悪い気はするものの、こういう画面サイズのAndroid端末でありかつ非常にサクサク動く端末だと考えれば、まあまあ電池よく保つほうなんじゃないか、と。また、ペンの抜き差しが硬めになっちゃったものの、ペンの機能自体が強化されているので、納得できたりする。

 Android 4.1(Jelly Bean)も使いやすい。じつはメイン端末をiPhone 5からこのGALAXY Note II SC-02Eにしたんだが、スマートフォンをコンピュータ的な作法で使おうとすると、Android 4.1はイイなぁと思う。強力なインテント、扱いやすいマルチタスク、外部機器との連携も自由度が高く、活用幅がある。

 アタリマエなんですけど、Google系の各アプリも超便利。しかもこれらを5.5インチという大画面で扱えるのは快適。それでいて一応ポケットに端末を入れて歩くこともできる。この端末で通話することにも一瞬で慣れた。恐らく、今後、そーとーなコトがない限り、5.5インチくらいの画面サイズ未満の端末には戻らないと思う。

 現状、GALAXY Note II SC-02E、最高ッ♪ てな感じで毎日超愛用している。スゲくイイ端末なので、ぜひ店頭でサンプル実機をイジってみて欲しい。

 ともあれ、今年も一年ありがとうございました。良いお年をお迎えください。

スタパ齋藤