俺のケータイ of the Year

iPhone 6 Plus

iPhone 6 Plus

スタパ齋藤 編

 2014年の「俺のケータイof The Year」は、アップルの「iPhone 6 Plus」です。アップルストアでSIMロックフリー版を購入し、ドコモMVNOの音声通話対応SIMを挿して使っています。2014年10月から使用開始し、まだ日が浅めなんですが非常に気に入って使っています。一口にその良さを言えば「画面が十分大きく携帯性も良好」ということ。これに尽きます。

「iPhone 6 Plus」

 これまで、コンテンツの読みやすさ見やすさからiPad miniをよく持ち歩いていました。一覧性も文字の大きさも「出先で何か読む」には快適ですし、携帯性もまずまず良かったので多用していました。

 一方で、iPhone 5sは常に持ち歩いていました。メインの携帯電話端末として使っていましたし、スマートフォンとしてちょっと情報を閲覧するような場合には役立っていました。ただ、iPad miniとiPhone 5s、それぞれ微妙な残念点がありました。iPad miniはコンテンツの読みやすさ見やすさは快適ですが、常時携帯するには大きさが少し気になりました。iPhone 5sは読みやすさ見やすさが十分ではなく、そのサイズから文字入力もしづらいと感じていました。実はiPhone 6も使っていますが、これもやはり、読みやすさや見やすさ、入力しやすさにはすこ~し難があると感じています。

 iPhone 6 Plusには、iPad miniより携帯性が良く、iPhone 5sやiPhone 6よりも見やすく読みやすく入力もしやすいという「バランスの良さ」があると思います。iPhone 6 Plusは、コンテンツが見やすく読みやすく、入力も快適にでき、携帯性も良好だと感じています。というわけで結局、非常に多くのケースで「iPhone 6 Plusだけ持ち歩けばいいや」ということになっている次第です。

 iPhone 6 Plusの発売当初、iPhone 6 Plusの画面サイズやppi値に対応していないアプリも少なくありませんでした。単に「表示が大きいだけのiOS端末」みたいなイメージでした。が、最近はiPhone 6 Plus対応アプリも徐々に増え、5.5インチの画面サイズがより有効に活用できるようになってきました。

 それと、iPhone 6 Plusには光学式手ブレ補正を含めた「静止画撮影時の利便」が多いという点もイイですな。オートフォーカスはかなり速いですし、確かに以前のiPhoneと比べると手ブレが減っているように思います。また、これはiPhone 6両機およびiPad mini 3やiPad Air 2にも言えることですが、Touch IDがより素早く反応するようになったこと。たとえば指紋センサーによるロック解除ができるTouch IDですが、ほとんどのシチュエーションで非常にスムーズなロック解除ができて非常に快適です。

 それからこれはiOSの話にはなっちゃうんですが、アップル純正のマップアプリ、いつの間にかイイ感じに進化していて実用的&非常に楽しいです。とくに航空写真の3D表示。大都市部などのバーチャルな空の散歩ができたりしてハマります。iPad mini~iPad Airで表示したほうが大きくて楽しいんですが、iPhone 6 Plusの画面サイズと解像度でも十分楽しめます。

 Siriもナニゲに進化しまくってますな。たとえば充電中の動作。iOS 8から、充電中であれば、端末に触れることなくSiriを呼び出せるようになりました(Siri設定で「Hey、Siriを許可」にする必要アリ)。具体的には「Hey、Siri、今週の予定は?」と言えば、スケジュールを読み上げつつ表示してくれたりします。ハンズフリーSiriですな♪

 そんな感じで、もしかしたらワタクシ史上いちばん気に入っているiPhoneかもしれないiPhone 6 Plus。これで防水防塵&筆圧対応デジタルペン対応だったりしたらもう1台買いそうな勢いですが、今後も楽しみつつiPhone 6 Plusを使っていきたいと思います。

 ともあれ、今年も一年、ありがとうございました。どうか良いお年をお迎えください。

スタパ齋藤