ケータイ Watch
10大ニュース投票結果
Broadband Watch

読者が選ぶ 2005年 10大ニュース
読者が選ぶ 2004年 10大ニュース
読者が選ぶ 2003年 10大ニュース
読者が選ぶ 2002年 10大ニュース
読者が選ぶ 2006年 ケータイ10大ニュース
結果発表

 12月20日~25日にかけて、読者の皆様に選定していただいた「読者が選ぶ 2006年 ケータイ10大ニュース」の集計結果を発表いたします。編集部でノミネートした主要ニュースに対し、1人3票までの投票を受け付けたところ、6,275票(2,192人)が集まりました。ご協力いただき、ありがとうございます。

1位
(1,169票)
番号ポータビリティ制度(MNP)がいよいよスタート
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 数多くの出来事があった2006年、「読者が選ぶ 2006年 ケータイ10大ニュース」の第1位には、「MNPスタート」というニュースが選ばれた。2003年に導入を巡って議論が開始され、2004年にはMNP導入が決定された。そして2005年に開始時期の目処が伝えられ……と、ここ数年はMNPに向けた動きが活発に行なわれてきた。

 各キャリアの端末ラインナップは例年よりも増加し、各種割引、マルチメディアサービスなどが拡充してきた。MNPそのものの利用動向は低調、とも言われているが、携帯電話業界の競争環境には、その影響が既に表われている。MNPは、業界関係者だけではなく、ユーザーにとってもまた大きなインパクトを与えたと言えるだろう。

 一過性のサービスではなく、永続的に提供されるサービスだけに今後もMNPが果たす役割、その影響力に注目していきたい。

2位
(1,065票)
ボーダフォン買収、「ソフトバンクモバイル」誕生
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 多くの人を驚かせた「ボーダフォン買収」のニュースが、約100票差で2位に選ばれた。3月に催された買収の記者会見には、数多くの報道陣が詰めかけたが、記者会見は「ぎりぎりまで交渉を行なっていた」(ソフトバンク孫氏)ため、予定よりも大幅に遅れてスタートする。会場に孫氏が姿を見せると、待ちかねた報道陣のカメラがフラッシュの嵐を浴びせた。注目の高さは、最初の会見時から明らかだったが、その概要が発表されて以降も、ソフトバンクモバイル関連のニュースはたびたび誌面をにぎわせた。

 2005年には、携帯電話事業への新規参入が決定していたソフトバンクが、ゼロからの出発ではなく、既存事業者の買収という一手に出た。これは驚きを与える一方で、孫氏らしい発想と納得した人もいることだろう。

 ソフトバンクモバイルの誕生は、すなわちボーダフォンが日本から撤退することを意味した。J-フォンからボーダフォン、そしてソフトバンクモバイルへと変貌を遂げたことに、戸惑いを隠せないユーザーの声がある一方で、価格面を中心として孫氏の手法に期待を寄せる人も多くいた。孫氏はしばらく態度を明確にすることを控えていたが、それらの声に対する答えは、最終的にMNP開始直前というタイミングで発表されたのだった。

3位
(649票)
ソフトバンクモバイル、「予想外」な発表で混乱も
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 3位に選ばれたのは、ソフトバンクモバイルの「予想外割」にまつわるニュース。2位の「ソフトバンクモバイル誕生」を受けたニュース群だが、「0円」をアピールする姿勢には賛否両論、大きな議論が巻き起こり、結果的にキャリア各社の広告手法にも影響を与える形となった。

 分かりづらいと批判された一方で、割賦販売や長期契約を前提にした料金体系、他社の料金プランそっくりな料金など、従来は存在しなかったモデルが導入されたことは、興味深い点だ。日本の携帯電話市場に、今後どのような影響を与えていくのか、ソフトバンクモバイルだけではなく、他社の動向にも興味を持たせるニュースだと言えるだろう。


4位
(445票)
「ワンセグ」本格スタート、対応機種増加で12月には全国カバー
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5位
(405票)
ドコモが初めて純減を記録
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6位
(215票)
ウィルコム新体制発足、W-SIM対応機種が続々
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7位
(210票)
3インチ液晶やVGA液晶、HDD、内蔵メモリ1GBなど先端機能の携帯電話
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8位
(201票)
スマートフォン、各社がラインナップ拡充
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9位
(176票)
ウィルコム、高度化PHS「W-OAM」開始
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10位
(153票)
アステルが2006年で完全終了、ツーカーやドコモPHSの終了決定
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11位
(141票)
MNPで各社の新機種投入数が増大、他社サービスにも追随
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12位
(137票)
モバイルSuicaスタート、サービス内容も拡大
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13位
(136票)
シャープが4キャリア体制に、松下も3キャリアに
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14位
(118票)
auが「LISMO」スタート
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15位
(111票)
デジタルラジオやモバイル放送対応ケータイ登場
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16位
(95票)
ソフトバンクが割賦販売導入、携帯とiPodのセット販売も
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16位
(95票)
microSDカード採用端末が続々登場
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18位
(89票)
携帯の新形態、サイクロイドやスイング型など
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19位
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シャープ製端末、日本語変換機能不具合で1,000万台に影響
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20位
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ドコモとソフトバンクがHSDPA開始
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20位
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ドコモのD902i、auのW32SAで電池パックの不具合
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NECと松下が携帯新会社設立、三洋とノキアは破談
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23位
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ドコモの903iにGPS機能、全キャリア標準搭載へ
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24位
(61票)
携帯電話の薄型化がトレンドに
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25位
(55票)
各キャリアで海外メーカー製端末増加
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26位
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auがRev.A対応機種を発表、「ウルトラ3G」の実験も
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各キャリアの公式メニューに検索サービス
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定額制音楽配信「ナップスター」登場、ドコモが対応
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auとソフトバンクでもデコメールが利用可能に
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2006/12/27


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