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10大ニュース投票結果

読者が選ぶ 2007年 10大ニュース
読者が選ぶ 2006年 10大ニュース
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読者が選ぶ 2007年 ケータイ10大ニュース
結果発表

 12月19日~25日にかけて、読者の皆さまに選定していただいた「読者が選ぶ 2008年 ケータイ10大ニュース」の集計結果を発表いたします。編集部でノミネートした主要ニュースに対し、1人3票までの投票を受け付けたところ、2008年は3584票(1286人)が集まりました。ご協力いただき、ありがとうございます。


1位
(750票)
iPhone 3G発表、発売日には長蛇の列
 

 iPhoneがどのキャリアから出るのか? という話題は、正式発表の前から多くのメディアが注目するところとなった。6月、ソフトバンクからの投入が明らかにされ、同月、米国でiPhone 3Gが発表されると、メディアの注目度も高まったようだ。7月の発売日には、多くのユーザーがiPhone 3Gを求めて長蛇の列を作り、一部のショップでは対応の混乱などもあった。

 国内の携帯電話やスマートフォンにおいて、発売が多くのユーザーに切望され、発売当日にもiPhone 3Gほど多くのユーザーを並ばせた例はないだろう。iPhone 3Gは、2008年にもっとも期待を持って迎えられた端末と言えるのかもしれない。10大ニュースの結果でも2位に倍以上の差をつけた票を得ている。(関連記事:1/2/3

  
  
2位
(315票)
ノキア国内撤退、モトローラは事業を分割
 

 ノキアの国内販売撤退の知らせは驚きを持って伝えられた。それは、2008年の秋冬モデルとして、NTTドコモやソフトバンクからノキア製スマートフォンの発表がなされ、発売を目前に控えていたこともあるだろう。その後、ドコモとソフトバンクからはノキア製「Nokia E71」の発売中止がアナウンスされることとなった。

 ノキア側では撤退の理由として、世界的に経済が失速している状況下で、日本独自の製品展開が行えない点をあげている。しかし、ノキア製端末はこれまでも、国内キャリアの独自サービスに積極的には対応しない立場をとっていた。世界のトップブランドであり、国内メーカーとは異なる“舶来品”のデザインとインターフェイスは、一部でアツイ支持を得ていたのだが……。ユーザーの端末購入の選択肢が減ってしまった点は残念と言わざるをえない。(関連記事:1/2/3

  
  
3位
(231票)
買収・撤退・縮小、国内メーカーの再編が加速
 

 2008年上期の中盤から、携帯電話業界には暗い話題が目立つようになった。国内メーカーの再編もその1つだろう。2007年は端末販売数が過去最高を記録するなど、非常に好調な年だっただけに、その反動も大きかったのかもしれない。

 三菱電機は3月、携帯電話事業からの撤退決定。三洋電機の携帯電話事業は、京セラが引き継ぐ形となったほか、ソニー・エリクソンは3月、5月、10月とドコモ向け端末の供給停止が報じられ、いずれもこれを否定している。景気低迷などの影響を受けて、今後もメーカーの再編が続くことも考えられるだろう。(関連記事:1/2/3

  
  
4位
(215票)
ドコモが新ロゴに、型番も一新(関連記事:1/2
   4月、NTTドコモは企業ブランドの刷新を発表。7月から変革とチャレンジをキーワードに新ロゴで事業展開を開始した。また、秋冬モデルからは従来のシリーズ展開もリニューアルし、新たなシリーズ、新たな型番の端末が登場した。
  
5位
(208票)
国内携帯市場の規模縮小、新販売方式の影響か?(関連記事:1/2
   前年に端末販売が好調だった反動か、新販売方式導入による買い換えサイクルの長期化が原因か、はたまた携帯市場が成熟市場に移行したせいなのか。2008年は実績的にも調査会社の予測でも、市場に縮小感漂うニュースが目立った。
  
6位
(202票)
Androidケータイ登場(関連記事:1/2
   グーグルを中心としたOpen Handset Allianceより携帯向けソフトウェアプラットフォーム「Android」を発表され、9月にはT-mobileからAndroidケータイが発表された。国内の端末投入は未定だが、プラットフォーム開発にはNTTドコモやKDDIなども参加しており、今後の展開にも期待できそうだ。
  
7位
(190票)
KCP+採用端末発売、しかし不具合が続く(関連記事:1/2
   2008年の前半は、KDDIの新・携帯電話プラットフォーム「KCP+」を採用した端末の不具合が頻発した。夏モデル以降は落ち着いたものの、昨年まで堅調に販売数を伸ばしていたKDDIだけに、ブランドイメージの低下にも影響がありそうだ。
  
8位
(153票)
白戸家のお父さんが人気(関連記事:1/2
   ホワイトプランを皮切りに、ソフトバンクのテレビCMなどで注目を集めた「白戸家」の面々。もっとも異色な設定となる犬の「お父さん」は、CMからスピンオフしてDVDを発売。「白戸家のお父さん」像としても話題をさらった。
  
9位
(145票)
ソフトバンクが年間を通じて好調(関連記事:1/2
   2008年の年間を通じて好調な端末販売に支えられたのはソフトバンクだった。春モデルとして登場したインターネットマシン「922SH」や、10大ニュースのトップをかざる「iPhone 3G」、人気のテレビCMなど、常に何かしらのトピックがあったところも勢いを感じる。
  
10位
(136票)
タッチセンサー搭載携帯が増加(関連記事:1/2
  iPhone以降、Windows Mobileなどのタッチインターフェイス搭載機が注目を集めたほか、一般的な携帯電話でもタッチパネル式などが登場。携帯電話向けインターフェイスの可能性が拡大する結果となった。
  
 以下、獲得票順
  
(130票)未成年の携帯にフィルタリングが義務化
(108票)Yahoo!ケータイのトップが有料→撤回
( 90票)5メガピクセル以上の高画素カメラ搭載ケータイ
( 77票)モバイルWiMAXや次世代PHSがサービス提供に向けて前進
( 73票)ドコモが新体制に、iモードの夏野氏は退社
( 72票)イー・モバイルが音声サービス開始、契約数も100万件突破/TD>
( 69票)携帯がGoogleマップのストリートビューに対応
( 59票)ドコモがHSDPAサービス開始、イー・モバイルはHSUPAも
( 37票)携帯で動画、YouTube携帯版や「LISMO Video」など登場
( 36票)次世代通信、3.9Gに向けた取り組みが加速
( 33票)国内向けに高級ケータイが登場
( 28票)MVNO事業者が拡大
( 28票)マルチメディア端末など中心に横画面対応機種拡大
( 26票)携帯各社がウィジェットサービス開始
( 20票)LiMoやSymbianなど携帯プラットフォームの共通化が進む
( 20票)auがセットトップボックス「au BOX」スタート
( 20票)ソフトバンクやauからコラボケータイなど外装交換端末が多数発売
( 19票)健康管理や運動促進機能搭載の携帯電話登場
( 15票)携帯向け衛星デジタル放送「モバHO!」終了へ
( 14票)NFCやインテリジェントキー携帯など、非接触インターフェイスの検討進む
( 13票)ドコモやKDDIがFMCサービス
( 11票)携帯の安全な環境目指し審査機関など団体発足
( 9票)次世代に向けてISDB-Tmm、MediaFLOなど携帯向け放送技術が進展
( 9票)携帯各社や銀行が振り込め詐欺対策
( 7票)スポーツや電子カルテなど、携帯向けの健康管理サービス
( 6票)通信カーナビなどにモバイル通信が活用される
( 5票)iモードのメニューリストが広告に、一転延期へ
( 5票)新着うたサービス、音楽特化ケータイなど登場

2008/12/26


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