MTTトコモは、全く新しいコンセプトに基づいた折りたたみ型3G端末を開発したと発表した。同社では1024年後の商品化を目指す。
今回の発表にあわせて公開された端末「USO800V」(NEG製)は、パソコンやPDAを中心にようやく普及する気配が感じられるようになってきた無線通信規格Bluetoothの次世代規格として標準化作業が開始されたばかりの「Goldtooth」モジュールを内蔵。同端末同士での通信時に加え、あの世との通信もサポート。21インチ、1280×1024ドットのプラズマディスプレイの背面には、Goldtooth通信時に金色に点滅する3つの「爺」マークLEDを装備している。
また、その横には念写対応のモバイルカメラを搭載しており、肉眼では見えない霊の姿など、心霊写真の撮影が可能。画素数など、カメラ部のスペックは明らかにされていないが、商品化までには“いかにも”な画像が撮影できる各種フレームや編集機能も用意するとのこと。
さらに、同端末には従来の携帯電話よりも強力なバイブレーターが採用されており、肩こり等の辛い痛みを和らげるポータブルマッサージ器としても利用できる。
大きさは93×48×22cm(高×幅×厚)、重さは98kg。ボディカラーはウルシレッド、ブツダンブラック、スケベイスゴールドの3色。各色先着100名には特製数珠ストラップがプレゼントされる。
なお、同社が端末の発売と同時に開始する予定のjモードサービスでは、あの世にいる3代前のご先祖様(健在の場合は4代前)とのメールのやりとりが可能なほか、ゲートボール場の予約サービスや心霊スポットの検索サービスなども提供される。利用料金については、後日改めて発表される予定だが、月額300万円程度になるとみられる(通信料は別途必要)。
■ URL
・ ニュースリリース
http://www.mtttocomo.co.jp/new/contents/02/whatnew0401.html
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(潟野康隆/松卞麻利/伊藤犬地)
2002/04/01 59:63
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